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デサントTOB
2019-02-26 16:57伊藤忠商事によるデサントへのTOB。国内株式市場に画期的な事案が出てきました。 振り返れば12年前。スティールパートナズがブルドックソースにTOBを仕掛けたものの、結果はスティールへの見返りも含めた買収阻止提案が通り、TOBが失敗したブルドックソース事件を思い起こします。 買収後に向けた経営方針などの準備不足(軽く考えていた?)もあったためかスティールはTOBに失敗しましたが、もしこの買収が実現していたらどうなっていたのか? 役員の入れ替えとともに利益率向上へのリストラが断行され、その後に他の投資家(または事業家)へ転売されたであろうと容易に想像できます。 日本ブランドを欲しがるアジア企業が買収していれば海外展開の道も開かれ、新たな投資資金を得て商品の多様化なども進み、株式価値は大きく増加していたのではと考えています。 3年以上も保有していたのに利益至上主義のファンドによる投 -
特別編:本日の有料メルマガコラムから:東京ラヂエーター製造に関して
2017-03-01 14:43
本日は特別に、有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の最新号から、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎の最新コンテンツをお楽しみ下さい。=コラム「増益修正や増配発表企業の株価が下落するのはチャンス」= (東京ラヂエーター製造に関して) (有料メルマガ第421回・2017/2/28配信号) 【前略】 次に私が株仲間の雑談会に出した資料を載せます。 カルソニックカンセイをファンド(=KKR)が買収したら、子会社の東京ラヂエーター製造を買収しないわけがないと考える。このペーパーは、その理由を説明するもの。 カルソニックカンセイは東京ラヂエーター製造の株を5,770,000株(40.06%)持っている親会社です。 東京ラヂエーター製造の発行済み株式総数は、12月末で14,400,000株ですが、自己株式として11,948株所有してい -
【お知らせ】年末特有の相場に期待! 石川臨太郎の有料メルマガ、最新12/16号好評配信中!!
2014-12-16 20:45【勝ってる人は、読んでます】
「好調相場へ対応するには普段からの企業研究が不可欠!」 銘柄研究に最適な有料メルマガです!クオリティをぜひ体感してください。 今週配信の有料メルマガでは、内需向けのメーカーで、為替変動の影響が輸出銘柄よりも低く、低PERかつ低PBRで、自己資本比率が高く、配当利回りが3%超の企業を、研究銘柄として掲載しています。 また、コラムでは、「今年もあと15日となり掉尾の一振を狙えるチャンスがやってきた」と題し、ここから年末に向けての投資戦略を主に提案しています。 さらに、研究銘柄候補クラスを2銘柄、配当優待銘柄を2銘柄、含み不動産銘柄とTOB期待銘柄をそれぞれ1銘柄挙げて解説しています。 ご購読をお待ちしております。詳細はこちら!↓↓↓↓↓↓クレジットカード対応しました! 有料メルマガは週1回・火曜日配信です。 過去サンプル(研究銘柄) http://oku -
それにしてもと(2)
2014-08-09 21:37第一四半期の決算発表で「上方修正」の文字が出れば寸分の猶予も無く即座に買い上げられ(株価が上昇)し、「減益」「下方修正」などの文字が出れば即座に売られる。まるで神業のような値動きです。 そう、プログラミングされているからです。 それぞれの銘柄の過去の値動き傾向や発表数値の増減に応じて様々なデータがインプットされており、それらに応じて自動的に動くシステムもあります。この 場合、特にファンダメンタルズが分析されたりバリュエーション評価などがされる訳では無く、値動きや板の動向次第で次々と売買の発注がされ、取り消しなど も瞬時にされます。システム売買やHFTは不透明な部分が多く、ものによっては見せ玉や馴れ合い売買の進化系と言えそうなものもあります。 今のような株式市場では公的資金による一時的な売買や、海外投資家のまとまった投資行動が伴わない限り株式市場の値動きは限定的になってしまいます。何
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