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下値模索銘柄とその背景、下値目途
2019-07-23 17:49相場には二極化がつきもの。 良いと思われる銘柄は右肩上がりで上昇を続け、駄目株の烙印が押された銘柄は下値を追う展開が見られる。 本コラムでは下値模索を続ける銘柄について、直近底割れを見せた銘柄についてその背景を考えてみたい。1.大成建設(1801):新安値更新中 大手ゼネコンはいずれも2017年11月の高値から1年8カ月余りの調整を続けており、同社株もそうした流れに位置している。これは東京オリンピック以降の受注減を不安視した投資家の売りが続いているためだと推察される。 つまり、2013年9月に決定した東京オリンピック開催でゼネコン株は息の長い上昇相場を演じた。当然のごとく収益も向上し、バブル崩壊後あれほど青息吐息だった建設各社や公共投資関連企業の業績はかつてないほどの向上を示した。 大手ゼネコンは2017年11月まで上昇。それに準じた銘柄もその前後にピークをつけた。建設株は東北大震災後に -
新アベノミクス相場
2014-04-15 23:05頑張っている安倍首相の姿をテレビなどで見ると歴代首相のなかでも一番凄いのでないかと思えるほどアグレッシブな活動をしています。 昨年はASEAN10か国歴訪に中東訪問、トルコやポーランドにも足を運んだかと思うと、ソチオリンピックに顔を出し、プーチン大統領との会談、先日は 日米韓のトップ会談が実現し朴大統領と初の顔合わせ。今月はいよいよオバマ大統領の訪日で新たな日米関係の構築を図ることになるでしょう。 TPP問題が、その場で決着することは難しいのかも知れませんが、矢継ぎ早の外交は安倍首相の存在感をますます高めます。今秋にはプーチン大統領の訪日も控え、北方領土問題に何らかの進展がもたらせるのではないかと期待されています。 日本が世界中で果たす役割はますます高まっています。歴代首相のなかで外交面でこれほど活躍している首相はいないのではないでしょうか。安倍首相は行く 先々で日本の食を売り込み、
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