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  • 市場潮流

    2015-02-23 22:31  
    今週(2月16~20日)の東京株式市場は、19日の日経平均株価の終値が、1万8264円となり、ITバブル時の2000年5月以来、ほぼ15年ぶりの高値をつけました。  これまで、再三述べてきましたように、日銀の量的・質的緩和、円安の進行、企業業績の改善、公的年金の運用改革などといった投資環境の好転を考えれば、高値更新もむべなるかな、といったところでしょう。  株式相場は新たな展開に入るものと思われますが、高値警戒感から「4月天井説」(4月近辺をピークに夏場は調整に向かう)も、くすぶっているようです。  主な理由として、 1)新年度に入り、公的年金の新規投資が一巡する 2)米国連邦準備理事会(FRB)の政策金利引き上げを巡る駆け引きがヤマ場を迎える(市場の大方の予想は「6月利上げ実施」) 3)ギリシャのユーロ圏離脱問題が最終局面を迎える などが挙げられているようです。  これらの要因により、株