-
12月のIPOに関心が高まる
2017-12-06 04:21
有事の懸念が高まりつつある中で今月はIPOのラッシュ。 7日から26日の期間に23銘柄が登場してくる予定で、公開株を手にした投資家の皆さんはそこに関心が向かうものと思います。 特に13日のSGホールディングス(9143)は皆さんご存知の佐川急便でいわゆる大物になります。 これで凄い成果が上がるには企業の成長が必要なのは言うまでもありませんが、一般的には関心を呼びそうです。 (筆者は中・小型株に関心があります) 本日出席したイーグランド(3294)の江口社長に12日に東証1部上場予定のカチタス(8919・旧やすらぎ)という同じ中古住宅再生事業ということで聞いてみましたが、確かに業種的に類似はしていますが、ニトリに出資を仰いで再上場に至ったカチタスは戸建て住宅のリフォームがメインであるとの回答。 割安感の強かったイーグランドの株価はこのところ堅調な値動きで、本日は1223円とな -
12月のIPOラッシュを前に
2017-11-29 00:08
このところまた為替が円高に向かってきたことを踏まえて日経平均は多少頭重い展開になってはいますが、強弱感が対立する局面ではありますが、下値不安には乏しいと見られます。 この間隙を縫って中小型の材料株や値下がり傾向が続いてきたIPO銘柄への関心が高まってきたとすれば、条件さえ変化すればこの反対の値動きも想定されることになります。 折しも明日の11月28日から12月にかけIPOがラッシュとなります。 特に12月は7日のアトリエはるか(6559・セントレックス)から26日のオプティマスグループ(9268・T2)まで一気に23社がIPOを予定。 この前哨戦ともなった11月21日にマザーズ市場にIPOしたサインポスト(3996)株の値動きは2日連続のストップ高を演じるなど活況を呈しています。 その前のCSランバー(7808)はプレカット木材会社というやや地味目の業態が災いしてか早くもP -
IPO後下落トレンドが続く東証1部大型銘柄
2017-11-22 01:37
15日のCSランバー(7808)まで今年も63社が上場を果たしました。 公開価格に対して多くは初値が高くなり、その後安くなる銘柄もあれば高くなる銘柄もあり、二極化の様相が見られます。 マザーズ銘柄はIPO後の成長期待が高まるケースも見受けられますが、中には期待外れに推移する銘柄もあり、悲喜こもごもの状態です。 一方で東証1部に上場を果たした銘柄は3月22日のマクロミル(3978)から始まってオークネット(3964)、スシローグループHD(3563)と再上場組が相次ぎました。 マクロミルは上場初値が公開価格を4.3%下回り、その後も値を下げ、公開価格から15.9%の値下がりを見せましたが、その後は10月31日の高値3500円まで2倍以上の水準にまで上昇しましたが、オークネットやスシローについては上場後、上値が重い状況が見られます。 その後は4月12日にLIXIL系のLIXIL
1 / 1