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記事 16件
  • 低PBR銘柄百選

    2023-12-23 13:24  

     日本の株式市場には保有している純資産よりも時価総額が小さな銘柄がたくさんあります。今年はそうした低PBRを放置している企業に東証から改善要請が出て、そうした銘柄が見直される展開がありました。 今年のこの動きは果たして一過性なんでしょうか? 一頃人気化した低PBR銘柄の株価はこのところはやや大人しくなってきたとの印象がありますが、筆者は来年もまたこの流れが続いていくと予想しています。 企業側から具体的なPBR1倍超えに向けた改善計画が示されることで、投資家がそれに反応してリスクテイクする流れが、年明けから予想されます。 そうなるとまた個人投資家の皆さんの物色は低PBR銘柄に向かうということになりそうです。そうなると中途半端な銘柄の運用成果は上げ難いということにもなりそうですが果たしてどうなりますか。 今回から本コラムでは今年一時活躍しながら後半にまた調整している低PBR銘柄を数銘柄ずつ取
  • 四季報秋号発売

    2023-09-26 00:14  

     季節は残暑厳しい夏から初秋。食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋となります。強展開が続く株式相場も既に秋相場に突入し、主力銘柄を中心にした上昇相場でメリットを受けておられる投資家の皆さんが多いかと思います。 先週15日は会社四季報の発売日でした。早速にオンライン証券提供のデータでいくつかの銘柄をチェックしましたが、概ね良好な見通し。もちろん中にはネガティブな印象の企業もありますが、ほとんどはポジティブな内容でした。 会社四季報ではPBRの改善データを投資家に示す試みをしております。 数多くの低PBR銘柄が東証の是正要請もあり今後も改善していく流れであれば、現在の株式相場は未曾有の株高トレンドを描くのではないかとも考えられます。 マーケットで逆神と評されるあの方が日経平均4万円などという強気の話をすれば、今までは嫌な感じもあったのですが、今回は大いに賛同。既に市場はここから1年程度の期間内で
  • 中小型低PBR銘柄研究

    2023-07-06 15:13  

     東証市場改革から1年余りを経過する中で東証から要請された低PBR是正への取り組みが各企業で実行され、このところの株式相場は堅調な推移を辿っています。 日本最大の時価総額企業であるトヨタのPBRが1倍を超えたほか、日本経済新聞を親会社に持つテレビ東京も半年以上の上昇傾向を経てPBR1倍超えとなるなど主だった低PBR企業のPBR水準が1に近くなっている状況です。 まずは今後の利益成長が期待される主力銘柄からの修正が起きているのかと思われます。全ての銘柄にまで本格波及するにはまだ至っていない状況ですが、今後は徐々に低PBR銘柄の物色が大型銘柄から中小型銘柄も広がることで全体相場のかさ上げがなされるものと想定されます。 この流れを後押しするような研究や分析がアナリスト協会などにおいてもなされているようで6月は低PBR銘柄に関しての2つの分析結果が発表され、それが協会に入っているアナリストに対し
  • 予期せぬ出来事

    2023-03-09 01:51  

     このところの株式相場は比較的堅調な推移が見られる。 日経平均は1月の安値2万5661円から2万8000円台まで約10%の戻り相場を演じているが、この先の展開に関心が高まる状況。 2021年9月にコロナショック後の高値3万795円をつけた日経平均だが、その後は2万5000円か3万円のゾーン内での展開が続いてきた。 そろそろまた3万円台乗せに挑戦かと期待する向きも出てきそうだが、そのためには企業業績の向上が不可欠となる。 一方では、物価や賃金の上昇で資産デフレから資産インフレに転じるかどうかに投資家各位の関心が向かう。 米国の物価高がなおも金利の高止まり、更なる上昇懸念をもたらす中で再び大幅な円安に向かうことでまた日本でも物価上昇のスパイラルが生じる可能性もあるといった不透明感も漂う。 一気に株高に向かうためには予期せぬ出来事、つまりサプライズが必要なのかも知れません。 このところ株式市場
  • 炎のファンドマネージャー有料メルマガ第275号配信中!!

    2020-01-15 12:28  
     月曜日の億の近道で、20年にわたり執筆を続けてきました、おなじみ「炎のファンドマネージャー」の有料メルマガ「炎の投資情報」通算275号が1月14日に配信されました。 企業プレゼン出席や企業個別面談などのアナリスト活動を基本にした、独自の目線の投資情報を毎週1回、月曜日に皆様にお届けします。【炎流投資作戦をはじめ、注目30銘柄情報を掲載!】【1/14 第275号では】■炎が読み解く相場の視点■特別報告:中小型株の物色気運盛り上がる!!~軽めの株から陽動作戦?~(5銘柄)■炎の注目銘柄~時価総額20億円以下の銘柄に見出す投資チャンス~(5銘柄)■低PBR銘柄研究~その1:IR推進のフクビ化学(7871時価556円)■特別報告:リンクバル(6046)株の売買シナリオ■銘柄コメント(13銘柄) → ご案内ページ http://www.honohfm.com/
  • 出遅れ株探しの旅に出かけよう

    2017-11-08 16:59  

     糸井重里氏率いるほぼ日という株が春先に上場しました。上場時にこそ話題を呼んだがその後すっかり忘れられた状態となっています。  ほぼ日はアイデア手帳を売っている企業ですが、文具店では来年の手帳がたくさん並んでいてその中にほぼ日の手帳もありました。女性に人気のようですが皆さんの手帳選びはいかがでしょうか。  因みに手帳に日経平均の上げ下げを記入しておられる方もお見えになるかと思いますが今年の10月から11月のかけての手帳には上げ一色で埋め尽くされているに違いありません。  手持ちの銘柄の株価も記入されているのであればうきうきと楽しい状況なのかも知れませんが、全体相場が上がっているからと言って個別銘柄も同様に上昇しているとは言い切れません。  全体相場が安値から17%も上昇しているのに自分の持ち株は10%以下の上げに留まっているとかまったく上がっていない。反対にマイナスになっているじゃない
  • 多くの低PBR銘柄の存在は日本経済の縮図

    2016-08-23 13:59  
     リーマンショックから8年を経過した日本経済。アベノミクスによる景気回復は道半ばとは言え、着実に進展中ですが、目標となるデフレ克服には至らず円安から円高への反転が先行きの日本経済への不安感を醸成しています。  先行きへの不安感から日本のGDPの6割を占める個人消費が元気がなく、おまけに企業の設備投資も伸び悩みという状況下、政府の次の一手が期待されています。民間企業の投資は減価償却の範囲内に留まり、成長資金が設備投資や研究開発投資に回っていない状況が見られます。  こうした日本経済の状況を背景にして投資家のリスクオフを図る動きから株式市場は昨年来の調整局面を継続しており、需給悪の中で個別株の低迷も顕著です。  日本の株式市場に上場している約3600社の企業のうちPBRが0.5倍以下に留まっているのは約700もあり、更には1倍以下となると約1950もあるのです。つまり解散価値を株価が下回って
  • ■国内シェア60%の製品群と好調な新規事業群を持つ、低PER低PBRで時価総額の倍の資産を持つ配当優待を研究!! 石川臨太郎の有料メルマガ、好評配信中!!■

    2016-02-09 22:11  
    銘柄研究に最適な有料メルマガです!クオリティをぜひ体感してください。  今週配信の有料メルマガでは、3ケタの歴史を持ち、国内シェアが60%で産業になくてはならない製品群を持ち、順調に成長している新規事業群があり、時価総額の倍以上の不動産を所有し、低PER低PBRで、4年連続増配している株主優待企業を、研究銘柄として掲載しています。  また、コラムでは、「投資家にとって『欲望』はアクセル、『恐怖』はブレーキの役割を果たす。恐怖心を持たない投資家はブレーキの効かない自動車のよう なもので、危なくて事故を起こす可能性が高い。恐怖心を持つということは投資家にとって必要不可欠な資質であり、今回のような乱高下相場では特に役に立つ ものである。」と題し、乱高下相場で必要な考え方と、事前準備等について言及しています  さらに、ここでの取るべき投資戦略と、その考えに沿って4銘柄を取り上げています。加えて、決
  • ■リバウンドが期待出来る資産背景豊富な技術志向銘柄を研究! 石川臨太郎の有料メルマガ、好評配信中!!■

    2015-10-13 23:52  
    「リバウンドが期待出来る資産背景豊富な技術志向銘柄を研究!」 銘柄研究に最適な有料メルマガです!クオリティをぜひ体感してください。  今週配信の有料メルマガでは、古い歴史があり、創業時の技術を現代に活かしてハイテクに不可欠な製品群を持っており、豊富な金融資産と不動産があり、自己資本比率が高く、低PER低PBRで、配当利回りも高く、流動性が高いので早期の株価リバウンドが期待できる企業を研究銘柄として掲載しています。  また、コラムでは、「急に日本株の大きなリバウンドが始まった。まだ楽観するのは早いと感じるが、投資環境が悪い時でも投資したいと考えていた銘柄にな ら、打診買いをスタートすることも良い選択肢の一つだと判断している」と題し、あるキーワードが共通する3銘柄を取り上げ、分析しています。  さらに、毎年のようにあることを繰り返すために今後も株価回復が期待できる、業績が良いのに株価が大きく下
  • ■低PER低PBR銘柄を研究! 石川臨太郎の有料メルマガ、好評配信中!!■

    2015-06-17 00:31  
    【勝ってる人は、読んでます】
    「低PER低PBR銘柄を研究!」 銘柄研究に最適な有料メルマガです!クオリティをぜひ体感してください。  今週配信の有料メルマガでは、長い歴史を持つ地方中心の内需企業で、業績上方修正が期待でき、自己資本比率が高くかつ低PBRで、財務内容が良好で、今年に配当性向を大幅に高く変更した企業を、研究銘柄として掲載しています。  また、コラムでは、「株で稼いだ資金を自分の楽しみだけに消費するよりも周りの人々を幸せにすることができる事業を始めている若い投資家、経営者がい た」と題し、運用で得た利益をどのように使うか、また現在の生活信条に照らして、適切な運用をしているかを時々再確認する重要性を、自身の経験から提案し ています。  さらに、中長期投資と短期投資との比較や、有望な技術を持ちながら現在は株価が低迷している銘柄への長期目線のケーススタディなどにも言及しています。