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新NISAの利用方法
2023-12-23 13:28
年末も近くなり、来年から始まる新NISAへの関心が高まっているようです。 私の周囲でも、にわかに新NISAの利用方法について、意見が欲しいという声が高まっています。 弊社でも、年明けからお客様には新NISAの利用方法について、個別に連絡しながらお教えしていく予定なのですが、基本的な考え方についてこちらのメルマガでも解説していきます。1.今後年間で360万円以上の投資余力がある場合 この場合には、特に問題なく、毎年360万円ずつを5年間かけてNISAの非課税枠を埋めていけば良いと思います2.これまで運用してきた資産がある場合 この場合には、現在の特定口座から新しいNISAに売却をしてでも移行していく方がお得になります。 年間360万円分を売却しながら移行していく事になります。【計算式】特定口座で含み益rがある場合元本Aこれまでの運用リターンrこれからの運用リターンR特定口座で運用を続けて -
有料メルマガライブラリから(504)「バランス・シートを読むための簡単な知識(2)」
2023-12-23 13:27
有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「バランス・シートを読むための簡単な知識(2)」= (有料メルマガ第346回・2015/9/8配信号)※2015年9月現在の内容です。留意してお読み下さい。【前略】1.バランス・シートをどう見るか。 ある企業のバランス・シートを見せられ、この企業が財務内容の良い企業か財務内容の悪い企業か一分で判断しろといわれたらみなさんはどうするでしょうか。その判断の仕方を今日は学びましょう。 それでは質問です。「バランス・シートの左側と右側には何が表示されているかをひと言で言ってください。 このように質問さ -
低PBR銘柄百選
2023-12-23 13:24
日本の株式市場には保有している純資産よりも時価総額が小さな銘柄がたくさんあります。今年はそうした低PBRを放置している企業に東証から改善要請が出て、そうした銘柄が見直される展開がありました。 今年のこの動きは果たして一過性なんでしょうか? 一頃人気化した低PBR銘柄の株価はこのところはやや大人しくなってきたとの印象がありますが、筆者は来年もまたこの流れが続いていくと予想しています。 企業側から具体的なPBR1倍超えに向けた改善計画が示されることで、投資家がそれに反応してリスクテイクする流れが、年明けから予想されます。 そうなるとまた個人投資家の皆さんの物色は低PBR銘柄に向かうということになりそうです。そうなると中途半端な銘柄の運用成果は上げ難いということにもなりそうですが果たしてどうなりますか。 今回から本コラムでは今年一時活躍しながら後半にまた調整している低PBR銘柄を数銘柄ずつ取 -
今年の活躍株
2023-12-23 13:20
年末が近づき、俄に慌しくなって参りました。 毎年やってくる年の瀬。1年の締めくくりを迎える時期を皆様どのように過ごされているでしょうか。 相変わらず二極化が顕著な株式市場で陽と陰の織り成す株価変動に翻弄されている投資家各位にエールを送りたいと思います。 ネット上には勝手な企業コメントが様々に踊ったりしておりますが、株価は淡い期待の材料よりも明確な業績の変動に従って変動するという現実を今年も随所に目の当たりにされたものと思います。 インデックス運用が盛んな日本でアクティブ運用はマイナーな状態ながら、いずれまたやってくる中小型個別成長株の活躍を念頭に銘柄研究に勤しんでおられる皆さんもお見えかと思います。 残念ながら今年は多くのグロース銘柄には見切り売りが見られて、下げトレンドの悲哀を味わった方々も多いかも知れませんが、一方では業績好調な銘柄には人気集中となり、先見の明でそうした銘柄にリスク -
景気回復と新NISA
2023-12-20 15:12
もう年の瀬です。 11月と12月は(もちろん季節要因で)ドンドンと暗くなる季節です。 家内は「冬はおしゃれが出来て良い」とは言いますが、筆者は寒いのが嫌いなため、ひたすら暖かくなる季節を待つ身です。あと3か月(笑)。 一方、岸田政権はあと3か月もつのでしょうか。 またも政治資金規正法違反です。しかも個人では無く組織ぐるみの犯罪。 これほどのザル法すら守れない連中が立法府に居るという恐ろしい現実。 国民からの借金で支援した経済団体や天下り組織にパーティー券を買ってもらい、そのうえ横領までしていたことがバレました。そして法改正への言及も乏しいままに、またも自粛(何回目だ?)を言い出しました。 呆れ果てて言葉を失います。 不祥事が多発し続け、且つ経済団体など既得権寄りの政策しか出てこない古い自民党へ先祖返りした政権が続くとは思えません。2年前には無難な首相と思われましたが、実は旧来型の党内調 -
BS経営の重要性
2023-12-19 20:55
「うちの会社もBS指標を重視するようになりました」 上場企業の方々とお話をすると、このような声をよくきくようになりました。 ROICやROEという言葉が社内のシニアパーソンの共通ワードになってきたという会社は少なくありません。 同時に最近聞くのが「社員のキャリア形成について支援する体制を整えなければならない」という言葉です。 終身雇用は崩壊しており、優秀な人材は社内でキャリアビジョンが描けなければ外にどんどん出てしまう時代です。 逆に、「キャリアアップなんてどうでもいい」というぶら下がり社員ばかりになってしまったらやばいというのはいうまでもありません。 キーワードは「資産」です。 企業はBSに記載されている「資産」、人材という「資産」、両方を最大限に活用しなければいけない時代になっているということです。 口でいうのは簡単ですが、これはかなり難しいことです。 たとえば、最近トヨタがデンソー -
有料メルマガライブラリから(503)「バランス・シートを読むための簡単な知識(1)」
2023-12-19 20:47
有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「バランス・シートを読むための簡単な知識(1)」= (有料メルマガ第345回・2015/9/1配信号)※2015年9月現在の内容です。留意してお読み下さい。 私は同年代の定年退職した知人と株式投資の話をすることが多いですが、『バランス・シートも損益計算書を読むための知識が無いし、有価証券報告書も詳しく読んだことは無い。でも株式投資をやっているし、株で稼ぎたい。』という人もいれば、財務諸表を読む能力が高く、その力を使って稼ぎまくっている人もいます。 無いよりあったほうが有利な知識です。購読者の中 -
【対談】寺澤さんご夫妻に聞いた、FIRE達成までの裏話。お金の貯め方、働き方について 後編
2023-12-12 15:08
今回は、2人のお子さんを育てながら資産1億円超えを達成した寺澤夫妻をゲストに迎えました。 夫の寺澤伸洋さんは国内メーカー勤務から40歳で外資系企業の事業部長に転職。在職中にビジネス書作家としてデビュー、FIREを達成し、現在すでに22冊の書籍を出版。 「FIREの ”RE” をリタイアではなくリスタートの ”RE” ととらえ、会社のために生きる人生から抜け出し、新しい人生をスタートする」という独自のFIRE観を発信しています。 妻の寺澤真奈美さんは生命保険会社の営業部門、テレマーケティング会社のコールセンター部門、損害保険会社の情報システム部、会計・経理部門を経て、2017年にファイナンシャルプランナーとして独立。 「お金の面だけでなく、人生を豊かにするお手伝いをしたい」と米国ギャラップ社のストレングスコーチRとしても活躍されています。 この秋から小屋とともに「独立FPラジオ」と題した -
病院の風景
2023-12-11 11:07
先週末は病院の定期検診でした。 私の持病は糖尿病で、2か月に一回の定期検診に近所にある公立病院に通院しております。 診察時間が11時半からでしたので、朝、いつもより遅めに血液検査をして貰いに訪れると、駐車場は既に満杯。止めるところがなくてしばらく待つはめとなりました。インフルエンザが流行して外来発熱患者が多かったものと推察されます。 血液検査から診察までは2時間、大方の患者さんが病院の待合室で待つのですが、ほとんどがただ黙々と椅子に座って待っています。とても忍耐強い皆さんです。まさにDX化が必要な世界です。なぜ待っているかと言うといつ呼ばれるか分からないため。 診察後の支払いは機械化されていてとてもスムーズなんですが、診察前の待ち時間は無駄の塊です。それにしても私も含めて年寄りが多い。 スマホに呼び出す仕組みやいつ頃呼び出されるかぐらいのシステムはすぐにでもできそうですね。 支払いはす -
師走の足音
2023-12-11 11:06
色づく紅葉を眺めながら、深まりゆく秋を堪能しながら、間も無く師走を迎えようとしております。 ハロウィーンが終わった途端にクリスマス商戦やお正月のお節商戦に突入。 街中はイルミネーションに彩られ、先生が走り回るという師走という忙しない季節の到来となります。 株式相場は10月のボトムから11月後半は徐々に上向きとなり、日経平均は6月高値を静かに更新。筆者が予想していた大納会3万5000円に向けて着実な推移が見られます。 師走相場は来年に向けた期待が込められた展開となります。 来年からの拡大NISAのスタートや東証による低PBR是正働きかけに伴う、企業からの具体的な取り組み姿勢がメッセージとして伝えられようとしておりますので、その辺りが株価を下支え。右肩上がりの師走相場の明るい展開が一層期待される11月の最終週となっております。 全体相場の潮流と個別株とは異なっていますが、二極化の流れが一旦
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