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記事 34件
  • 論点整理

    2014-11-28 13:26  
    今の日本を俯瞰してみると、幾つか「何故にこんなことを直ぐに解決出来ないの?」と感じる問題があります。 1)靖国問題  詳しいことは承知していませんが、まずはA級戦犯と言われる方々の遺骨をどこかに分祀するか、または何処かに国を代表する追悼施設を造れば済む話しと思 うのですが、何故に1970年代になって靖国神社に合祀したのか?…の疑問も含めて、何故に分かり易い説明や対処が出来ないのか?一部の近隣国からの因縁 を排除するためにも。 2)農業問題  農業系族議員やJAなど一部の既得権者の利権を圧縮し、儲かりそうな産業に変えていければ人も知恵も集まり変革出来そうなものなのに、これが何十年も進 展しません。漸く動き出す気配がありますが、今回の自民党のマニュフェストでは後戻りの感さえあります。マニュフェストは選挙対策だったとして選挙後に無 視するのでしょうか? 3)票格差問題  民主主義を謳っているのだ
  • 為替市場動向~増税延期、円安は長期化?~

    2014-11-27 21:37  
    11月も最終週。先月末の日銀QEE第二弾の影響に始まり、消費増税先送り、二期連続のマイナス成長、そして衆院解散と慌ただしいニュースが相次ぎ、ドル 円相場は一時119円目前の118.98円まで一気に駆け上がりました。この猛スピードはさすがにやり過ぎ感があり、直近では117円台へ戻して、取引レ ンジを117円半ば~118円半ばで形成しています。ボーンと上がった風船が空中で上下している不安定感はありますが、機あらば上値を探る展開はあり得る でしょう。  今月、ドル円相場を大きく動かした材料の大半は日本発でしたが、先週末には海外の注目材料として、欧州中銀ドラギ総裁による量的緩和についての積極的な発言、また、中国の突然の利下げもありました。どちら様も緩和、緩和で、お金じゃぶじゃぶ作戦を繰り広げています。  一方、量的緩和第三弾を停止した米国は、来年の利上げ期待はあるものの、米国債市場を見ると10年物
  • 孫子の投資法 忍耐無くして勝利無し その3

    2014-11-26 17:01  
    本連載を初めてお読みになる方は<孫子の投資法その1>を先にご覧くださ い。 http://okuchika.net/?eid=4482■最高の仕事は何もしていないよう見える ◎最高に戦いが上手な人は、世間の人々が、戦の兆候をまだ察知していない初期の段階に問題を解決してしまう。だから、目立たないし兵士を無駄に死なせた り、余分な戦費を使うことも無い。大きな戦いになってしまい、世間の人々が、戦に勝ったのは立派だとほめるようでは最高の勝ち方では無い。つまり、目に見 えない無形の勝ち方をしなければならないのだ。  <孫子>と<老子>は、同じことを別の角度から説明しているということができるでしょう。表現の方法は違っても、根本的な哲学や思想はほぼ同じ土台に立っているといえます。  典型的なのが、この<その3>でしょう。実は、<最高の仕事は何もしていないよう見える>というタイトルは、<老子11>を中心に
  • 億の近道 無料購読登録をどうぞ!

    2014-11-26 17:00  
    創刊16年目に突入した無料メールマガジン「億の近道」。 また購読登録していない方はこちらでどうぞ。 原則として週5回、登録のメールアドレスへ届きます。
  • 有料メルマガライブラリから(128)バリュー投資について考えたこと

    2014-11-26 16:58  
    有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。  なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。 ==「バリュー投資について考えたこと」==   (有料メルマガ第261回・2014/1/14配信号) ※注 2014年1月現在の内容ですので留意下さい。 【前略】  バリュー投資を一言でいうとどうなるか。私が30年近くかかって、やっと得た結論は「バリュー投資、それは『我慢』である」ということです。 【中略】  バリュー株というのは投資指標的に言えば低PERや低PBRが多いです。その企業の本源的(=本当の)価値と株価を比較すると、本源的価値より株価が安い銘柄のことを言います。  企業の本源的
  • 【お知らせ】好業績企業を先回りでチェック! 石川臨太郎の有料メルマガ、好評配信中!!

    2014-11-26 00:47  
    【勝ってる人は、読んでます】
    「好調相場へ対応するには普段からの企業研究が不可欠!」 銘柄研究に最適な有料メルマガです!クオリティをぜひ体感してください。   今週配信の有料メルマガでは、グローバルな専門商社で、利益成長のための企業統合を行うなど経営も前向きで、低PERかつ低PBRで自己資本比率が高く、株主優待も魅力的な企業を、研究銘柄として掲載しています。  また、コラムでは、「株価は需給が決める。そして株価それ自体が株価を動かす。だからこそ自分の欲望をコントロールする能力が死命を制する」と題し、テ クニカル指標等を参考にしつつ、根本ではファンダメンタルズによる企業分析を行ってリスクを最小限にする考え方を提案しています。さらに研究銘柄候補を5 銘柄ほど挙げて解説しています。  なお、2009年3月に研究銘柄として取り上げたリロ・ホールディングが、5年半を経て株価が10倍以上となりました!
  • 【お知らせ】【炎のファンドマネージャー有料メルマガ第16号配信中!】

    2014-11-26 00:43  
    月曜日の億の近道で、15年にわたり執筆を続けてきました、おなじみ「炎のファンドマネージャー」の有料メルマガ「炎の投資情報」最新号が11月25日に配信されました。  企業プレゼン出席や企業個別面談などのアナリスト活動を基本にした、独自の目線の投資情報を毎週1回、月曜日に皆様にお届けします。 創刊号はこちら→ http://okuchika.net/?eid=5177【11/25第16号では】■相場展望とここでの投資戦略  選挙とその後を見据えた相場展望と、投資戦略を提案■現状の株式相場を分析する  現状の各インデックスと投資指標を分析■コラム:企業という社会インフラ■炎の注目銘柄フォロー  先般レポートした注目5銘柄の取材結果を踏まえたフォローレポート■炎のポートフォリオ大作戦  「過去1年以内にIPOした小型好業績銘柄をコアにした500万円モデル  ポートフォリオ」と「バリュー株モデルポー
  • 市場潮流

    2014-11-26 00:37  
    本コラムは通常、金曜日の大引け後に執筆しておりますが、今回は早めに執筆しております。  17日に発表された14年7~9月期のGDP1次速報が、「年率換算で前期比1.6%減少」であったことは、さすがに株式市場にショックをもたらしましたが、18日にすかさず切り返した後は、底堅く推移しています。  需給面で、GPIFの買い、日銀のETFの買いなどが下値に控えていることに加え、年末にかけては、NISA口座を通じた個人投資家の買いも期待されま す。消費再増税の先送り、解散・総選挙を通じた安倍内閣の政権基盤の強化、新たな経済政策などを期待した海外投資家の買いも持続すると考えられます。  国内企業の業績も11月末あたりから集計が進みますが、概ね好調な結果が予想されます。過熱感から短期的な調整は十分に予想されますが、当面は好需給に支えられた堅調な相場展開が続くと見込まれます。  来週27日にはOPECの総
  • 分かり易く考える

    2014-11-21 12:48  
    1990年代からの為替の動きを追っていて、ふと思い浮かんだのですが、3年ほど前に「円ドルは50円になる!」と・・・、盛んに本の宣伝をしていた作家(女性)さんは今頃どう考えているのでしょう?  また、「来年(当時は2012年を指していた?)にも日本経済は崩壊する!」と言った本を次々と出していたS氏もどうしているのでしょう?  確かに自○党のアホウや民○党のド鳩に任せていたらいつかは崩壊していたのかも知れませんが、日本の有権者はそれほどアホウではありません。  あれから3年。あの頃以上の円高にもならず崩壊もしておらず、それどころか円ドルはとうとう110円(当時からは40%以上の円安)を超えてきました。  無責任なもので、最近ではアホノミクスなどと書いた本を売ろうと画策しているようです(笑)。私はこれらの書籍は本屋での斜め読みしかありませんが(印 象として内容は薄く居酒屋談義レベルでした)、自分
  • 消費税先送りより前に政府がやるべきこと

    2014-11-20 21:53  
    この原稿を書いている本日11月17日(月)、14年7-9月のGDP速報が発表されました。  発表内容は、多くのエコノミストの予想では小幅プラスの予想でしたが、残念ながら、実質で▲0.4%(年率▲1.6%)、名目で▲0.8%(年率▲3.0%)と小幅マイナス成長になりました。  安倍政権では、先週来から急速に消費税増税先送り、年内解散という流れが進んでいますが、おそらくはこのGDP発表がかなり悪いことが前提にあったのだと思います。  2年前に安倍内閣が始まるきっかけとなった解散選挙では、前野田首相が「税と社会保障の一体改革」と「国会議員定数削減」の2つに取り組むことを約束して、政権を奪取したことを国民は忘れてはいけません。  経済政策が重要なのはもちろんですが、それ以外の改革として一番優先しなければならない改革は、「社会保障制度」改革です。  その内容については昨年9月の当メルマガでも触れてい