• このエントリーをはてなブックマークに追加

記事 3件
  • 衆院選が済んで

    2017-10-27 18:04  

     想定通りと言いますか、結果から見れば、それほど大きな波乱もなく想定内の選挙結果であったと思います。  野党混乱の隙を突いて、まずは安倍政権の延命策が成功した選挙でした。それに加えて、役に立たない野党第一党の解党を促し、且つ安保や財政への国民の意識変化も促した選挙だったと言えそうです。  希望の党については、政権交代を謳いながら次期党首(首相候補)も決めぬままに信任を得るなど出来るはずも無く、慌てて希望に移籍した連中も泡を食ったのではないでしょうか(笑)。  これからの見どころは元民進党諸氏が「軒先借りて母屋を乗っ取る」ことが出来るのか?ですね。世渡り上手なセンセイ達が多数移りましたから(笑)  残念なところでは前回に続いて、これと言った実のある政策論争も無く相変わらず耳触りの良い言葉を並べただけで本気度を感じられない、何とも薄っぺらな選挙戦だったことです。  時を同じくして、お隣の第
  • 15連騰の株式相場

    2017-10-25 00:20  

     総選挙が自公優位に終わり、政治の世界はこれから想定される国難の克服に向けた展開が続くと見られます。  一方で今回の選挙では投開票前から事前にそうした情勢がメディアで予測されていましたので株式相場はそれを先取りするとともに海外株式市場での株高に誘導された形で株高が続いてきました。  本来なら材料出尽くしの筈ながら週明けは15連騰という歴史上初の出来事が見られました。東証2部やJASDAQなどの中小型株指数が高値更新を続けてきた一方で、つい先日まで日経平均は低迷し1万9200円台まで下落し、先日のまぐまぐ主催のセミナーでは各登壇者からも弱気の声が聞かれたのですが、まさに豹変した格好です。  続投が決まった安倍内閣がこれからの国難にどうやって立ち向かうのか、国民全体がどう国難に立ち向かうのでしょうか。  選挙後は歴史的な変化の時代に突入するとともに漠然とした不安の中で政策を打ち出せない国民
  • 市場潮流

    2017-10-23 16:30  

     今週(10月16~20日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で302円46銭上昇し(率にして1.4%の上昇)、2万1457円64銭で取引を終えました。6週連続の上昇であり、20日(金)まで14日間続伸。  14日続伸は1960年12月21日~61年1月11日以来56年9カ月ぶりであり、歴代最長記録に並びました。  米株高、外国為替市場での円安進行、衆院選での与党優勢観測による政権安定期待などを背景に上昇が続きました。  来週は衆院選の結果が気になりますが、本格化する企業の4~9月期決算の好調が見込まれること、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測の高まりに伴う為替円安の流れなどにより、引き続き、基本的に底堅い展開が続くと予想します。 (水島寒月) (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、