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人材を育てる
2023-02-28 15:04
セゾン投信の入るサンシャインビルには水族館が併設されています。 川魚のコーナーでは、異常に大きな鮎が悠々と泳いでいます。 自然の鮎の数倍もある大きさ。どうしたらこれほど大きく育つのでしょう。 水族館。自然の環境を模した生態系を人工的に構成するシステム。 そう見なすこともできるでしょうか。 ある人は大きく育てるためのノウハウは何かと知りたがるし、ある人はただ鮎が泳いでいるとだけ認識する。 鮎が大きく育つことがわかると、それをビジネスにできるかもしれないと考える人もいるでしょう。 温暖化の影響か、乱獲の影響か。 漁獲量が減り続け水産資源の危機が叫ばれています。 自然環境を模す。 水揚げされたものではなくて、養殖されたものがどんどん主流になってくるでしょう。 これからは陸上養殖の時代になります。 そうなると荏原製作所のような高効率のポンプが使われるでしょうし、各種センサーなども日々稼働しAI -
M&A後の資産運用
2023-02-27 14:19
昨年から何件か、M&Aで事業を売却した後の資産運用の相談をいただきました。 その中には、事業承継の中で次世代の経営者に継ぐのではなく、他社に売却した事例また他には、事業を一度売却し、その後にまた自分の新しいビジネスを立ち上げる為に他社に売却した事例があります。 前者では、退職金の受け取り方、積み立ててきた小規模企業共済の共済金の受け取り方法売却資金の運用方法などがテーマになりました。 退職金所得は、所得税としては非常に優遇されている所得になりますので、なるべく有効に利用したいところです。 小規模企業共済の共済金もできれば退職所得として受け取りたいので、今回は共済金の積み立てを別法人の役員として継続し、最初の会社で退職金を受け取ってから5年以上たって、小規模共済の受け取りを行い再度退職金税制を利用できるという手段を検討しました。 また、M&Aの売却資金も個人から別法人に貸し付けをして、そ -
有料メルマガライブラリから(465)「どのように自分の株式ポートフォリオを構築していくか」
2023-02-27 13:57
有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「どのように自分の株式ポートフォリオを構築していくか」 (有料メルマガ第91回・2010/9/21配信号)※2010年9月現在の内容です。留意してお読み下さい。【前略】 投資家の経済状態や資産背景などによって、資産運用のポートフォリオは当然に変わってきます。そして、投資家自身の経済状態や資産背景は、投資家自身でなければ正確には把握できません。また、投資家の性格によっても投資対象は変わってくると考えます。 すべての投資家の参考にはならないかもしれませんが、利用できるところをピックアップして使って -
M&Aを考える
2023-02-24 16:07
上場企業には上場している以上は投資家から何らかの成長へのミッションが与えられています。その成長期待に応える方法としては、自社内の経営資源を有効に活用して売上、利益に結び付ける方法が基本でした。 しかしながら既存事業がこれ以上伸びないのであれば新規事業に活路を見出す必要がありますし、そのためには市場調査、人材の確保、研究開発や新たなに設備投資など大変な手間と労力、資金が必要となる訳です。 これを既存の事業が元気なうちに新たな事業に取り組むことで企業は新たな評価を得ることになります。 企業の投資には人材投資、設備投資、研究開発、システム投資などがあります。損益計算書上にこれらの投資は何らかの格好で反映されることになりますが、投資家の皆さんはこの企業が行う投資に関心を寄せておく必要があります。 残念ながら先行投資と通常の投資が色分けされる訳ではありませんので損益計算書にはそうした表記がないの -
頑張れアドソル日進!!
2023-02-24 16:05
企業活動への評価が株価に反映されながら全体相場が成り立っていることを踏まえて本コラムではシリーズで企業が頑張っている状況をお伝えしながらそれに対してエールを送っていきたいと思います。 まず第1回目は本メルマガでもおなじみのアドソル日進(3837・時価総額135億円・今期予想営業利益11.2億円)をお伝えします。 同社は自らをDXのアドソル日進と称しビジネス展開を続けています。 今後はこれに宇宙もテーマにする計画で高度な社会インフラの制御システムをコアにした開発企業という立ち位置を発展させようと頑張っています。 残念ながら株価は2021年1月の高値3450円から2022年12月の安値1290円まで低迷してきましたが、この株価の変動ほど業績が大きく落ち込んだ訳ではなく、一時停滞したガス企業向けなどのエネルギー関係を中心に受注も回復し底堅い展開が見られるようになってきましたので、改めて見直さ -
3月4日(日) アイルさんの個人投資家勉強会 ハイブリッド&無料![タナベコンサルティンググループ(9644)&エフ・コード(9211)]
2023-02-22 16:00
億の近道も応援する、個人投資家アイルさん主催のオンライン勉強会です。 今回はタナベコンサルティンググループ(9644)&エフ・コード(9211)の2社が登壇。 M&Aに関するプチ講義もあります。 たっぷりの質疑応答時間は勉強会の特徴です。 上場企業トップが登壇して質疑応答できるのはなかなかレアなイベントです。 ご自身が質問しなくても参加者の質問を聞いているだけで参考になります。 ぜひご参加下さい。■日時:3月4日(日)12:00~■場所:東京都内+オンライン■参加費用:無料■内容 12時15分~13時00分 M&Aについての勉強会※ 13時20分~15時00分 タナベコンサルティンググループ会社説明会 15時15分~16時55分 エフ・コード会社説明会 ※この内容はアーカイブ配信なし 終了後、近隣の店舗で懇親会を予定しています(実費3~4千円程度)■詳細、お申込みはこちら ⇒ http -
山本家の危険な子育て
2023-02-22 15:30
長文すみません。 運用と同じで、子育てにはこうしたら上手くいくというノウハウはありません。子育てはどの家庭も試行錯誤だと思います。我が家の子育てもひとつのケースに過ぎません。 真似しようとしても真似できるものでもないですし、子育ては真似すべきものではありません。それぞれの家庭が試行錯誤しながら編み出してくものでしょう。 ただ、子育てにお金をかけなかったという意味においてのみ、老後2000万円問題へのひとつの事例になるかもしれないと思い執筆しました。 4人の子育てで全員、公立保育園、公立小学校、公立中学校で、その後、都立高校(下の3人)、国公立大学(上の3人)という流れになっています。 長男次男はそれぞれ医者と法曹(弁護士か裁判官)。三男はパイロット志望、四男はホリプロからスカウトされていますが1年後に大学受験。 一言でいえば子育てにはお金はかかるが、実際にはお金をかけないやりかたもある -
本気の改革を
2023-02-21 12:31
12月末の決算が概ね出揃いました。 3月期決算企業の第三四半期決算は想定通り、仕入(輸入)コスト負担が大きい製造業や食品、小売り、飲食業などで減益が目立つ一方、輸出メーカーやIT系(グロース)は検討している企業が多かったようです。 全体としては、それほど悪くはない印象ですが、化学や素材などは随分と利益率が落ちており為替頼みの会社が増えたと感じました。先進的な商材を持たない限り、コストの安い新興国に世代交代せざるを得ない業種なのでしょう。 食品などの値上がりも顕著ですが、物価高につきましてはマスメディアの論調にあるように、日銀が金利を抑えているためインフレが進み物価が上がって困る・・・のでは無く、日銀が金利を押し下げていたうちに抜本的な成長戦略や構造改革を打ち出し、経済構造を変えることで物価高に耐えられる賃上げに繋げておかねばいけなかったはずです。 そうしていれば日銀も無理して金利を抑え -
お金の教育の適齢期は小学生?
2023-02-21 12:30
億近読者のみなさんこんにちは。 金融教育の専門家遠藤です。 私は、小学校、中学校、高校、大学で、お金の授業をやってきた経験があります。オンライン授業や動画講義の収録、学校訪問の生授業もやってきましたが、一番授業を真剣に受け、知識を吸収するのは「小学生の時」かな、と思っています。 もちろんこの自論は、今後の経験で変わる可能性がありますが、実は必然でもあるような気がしています。 あなたは、小学生の時の授業内容、覚えていますか? 小学生の時は生きていく上で基本的なことを学ぶ時期です。 ひらがなや漢字、足し算、引き算、掛け算、割り算は大人になってからも一生使うスキルです。 ひまわりを育てたり、芋掘りをするのも、「植物は土から栄養をとって育つんだ。それを僕らは食べることで栄養を得てるんだ」という基本的なことを学びます。 小学生の時期は一生使う知識を学ぶ時期です。 小学生はまだ「グレている子」は少 -
有料メルマガライブラリから(464)「ファンダメンタルズを確認した上で分散投資を続けていきたい」
2023-02-17 09:32
有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「ファンダメンタルズを確認した上で分散投資を続けていきたい」 (有料メルマガ第398回・2016/9/13配信号)※2016年2月現在の内容です。留意してお読み下さい。【前略】 最近の株式投資では迷うことが本当に多くなってきました。検討していた企業の株が上がりだしたと思って投資したら、買った途端に下げてしまう。 こんなことばかりが続くので、1年分や2年分の配当以上のキャピタル・ゲインが確保できるところまで上げてきたので、下げないうちにと利喰いしたら、まったく下げずに上げ続けてしまった。 このよ
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