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記事 2件
  • 師走相場に突入し名前の通り先生が先走る株式相場展望

    2015-12-01 18:42  
    ~女性エコノミストの驚きの2016年株式相場見通し~  私の母校である京都の名門私立大学のOB会が11月22日に都内のホテルで開かれ学長の講演を聞くことができました。御歳84歳ともなる私の出身ゼミの恩師である名誉教授も招聘され、そのお顔を拝顔しようと集まったゼミOB17名と旧交を温めることができました。  その大学の大学院H教授でユニークな議論を投げかけておられる女性エコノミストが先々週土曜日の経済番組に久々にテレビ出演され、アベノミクスを批判し、また2016年の株式相場について日経平均1万円割れとなると語っていました。  相変わらず為替は1ドル=50円だと言うし、この見通しについてはOBとしてはもちろん、一般の方々にも???となってしまいます。あくまで来年の見通しなので意見を述べるのは良いとしてもテレビメディアでの根拠のない一方的な話は多くの国民には迷惑な話ではあります。  明日からは師
  • 投資哲学を考える

    2014-04-08 19:01  
    株価変動の裏にはマクロ経済動向や発行体の企業業績動向に加えて市場関係者の見方や発言があります。市場関係者というのは証券会社のストラテジストやエコ ノミストといった市場の大局観を語る方もいれば企業分析や産業分析に精通したアナリスト、株式評論家と呼ばれる方々まで様々です。そこに読者の皆様のよう な個人投資家が反応したり、機関投資家のファンドマネジャーが反応したりして相場が形成されていきます。  例えば近い将来、中国の経済が崩壊するというエコノミストの意見が出ましたらそのエコノミストの意見を信じている機関投資家はどのような行動に出るでしょうか?  投資や運用はある専門家の意見をベースに変動しているとも言えますが、最終決断者である運用者はそれを鵜呑みにすることはありませんが参考にすることはあるでしょう。  そうした意味ではエコノミストやアナリスト、評論家諸氏は限界的存在に過ぎません。最終的な責任は