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若い甥に教えたい資産形成のための方法論や考え方 その5
2019-01-17 19:09
私が株式投資で得たものは、お金だけではありません。 3.自分の行動の結果を起こったことを自分の責任だと考える サラリーマン時代、仕事中に売買することができなかったので、毎日お昼休みに証券会社に出かけて、クイック(QUICK端末)をたたくのを楽しみにしていました。 その証券会社に、いつも投資の失敗を証券会社社員のせいにしている60歳くらいの親父さんがよく来ていました。 そのやり取りが聞こえてくるので親父さんの愚かさを笑っているうちに、はっと気がついたんです。 「あれ、この親父さん、誰かに似ている。え、私に似ているじゃないか」 と冷や汗が出てきました。 この親父さんが、その証券会社に初めて来店してきたときも、たまたま私は居合わせていました。奥さんと一緒にやってきて、いままで取引していた野村證券のことをぼろくそに罵っていました。 そのうちに、今度はいまの取引先のその証券会社の社員 -
若い甥に教えたい資産形成のための方法論や考え方 その4
2019-01-10 17:16
私が株式投資で得たものは、お金だけではありません。 1.お金→自分の好きなことをする自由→好きなことを仕事にすること→人生の充実 私が株式市場で得たものは、まずお金です。 資金を加速度的に増やすことができました。 私は投資でも仕事でも、最小のエネルギー投入で最大の成果、メリットを得ることを考えて行動してきました。 例えば株式投資についていうならば「楽して稼ぐ」という言い方をしています。これは何も勉強や努力をしないで棚ぼた式に儲けることではありません。 信用取引を利用して、儲かるときは精神的に高揚しますが、追い込まれていつ追証がかかるか、いつ市場から強制退場を宣告されるか。このような精神的な苦痛を、絶対に受けない、精神的に余裕がある楽な株式投資を志し実践することです。 最小のエネルギーで最大の成果を得ることで、自分の持つエネルギーを一番有効に活用できると考えているのです。 -
若い甥に教えたい資産形成のための方法論や考え方 その2
2018-12-19 13:30
いまの日本株のように、投資環境が悪化すると、その企業の絶好調な業績も、世界のトップを行く技術力も、過去に蓄積してきた時価総額をはるかに超える手持ち資産(=現預金や投資有価証券や賃貸不動産の含み益など)も株価を支える要因にはならずに、株価がフリー落下を続いてしまうことも、まれにはあります。 しかし私のように30年以上、株式市場と付き合って、株を売買している投資家にとっては、すべて過去に経験してきた事態です。 ブラックマンデーも経験し、9.11世界同時テロ、イランのクエート侵攻から始まった第一次湾岸戦争、第2次湾岸戦争。リーマンショック、東日本大震災。そして現状の米中関税戦争とイギリスの無秩序なブリグジットリスク。 今回の日本株の暴落も、過去のすべての暴落と同じように、いずれは企業の業績(すなわち事業価値)と、すでに蓄えて持ている金融資産や土地の含み益(すなわち資産価値)との合計で
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