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市場潮流
2021-08-11 11:54
今週(8月2~6日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で536円45銭上昇し(率にして2.0%の上昇)、2万7820円04銭で取引を終えました。3週ぶりの上昇です。 新型コロナの感染拡大はとどまるところを知らず、週後半の4~6日は東京都の1日あたりの感染者が3日連続で4000人を超えました。しかし、国内株式相場は国内主要企業の好調な第1四半期(1Q)決算を背景に、日経平均株価で2万7000円台前半では、広範囲な押し目買いが入ってくるようです。 日経500種平均株価の採用銘柄で、週間の上昇率が高かった銘柄を挙げますと、 1)郵船(9101)32.1% 2)商船三井(9104)22.0% 3)ワコム(6727)19.3% 4)フジクラ(5803) 5)ZHD(4689)13.2% 6)ミスミG(9962)13.2% 7)スクエニHD(9684)13.1% 8)ニコン(7731)12.8% -
スキー場のゲレンデ相場
2016-02-10 12:07昨年6月に高値3595円をつけ、そこからわずか7か月余りで1078円という安値までまるでスキー場のゲレンデを滑り下りるような下げ方をしている銘柄があります。 通常ならこれは昨年上場した新興市場銘柄でしょう?と言われるのかも知れませんが、実は大手企業のグループ下にある東証1部上場銘柄、しかもJPX日経インデックス400採用銘柄なのです。 流動性もあって機関投資家や外国人投資家にも人気のある銘柄ですが、業績が第3四半期から急速に悪化していることを背景に株価の凋落が見られます。 最近の株式市場はこうした強烈な下落トレンド相場を続けている銘柄と新高値に躍り出た銘柄による二極化の嵐が吹き荒れています。 この下落トレンドがどこで終止符が打たれるのかが関心の的ですが、更なる苦難が待っているのか読めない不安心理が市場全体を覆っている状況です。 こうした銘柄がなぜ下げ続けているかと言えば多くは業績
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