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記事 13件
  • FPは相談してくれる人の人生に深く、永く携わっていく仕事 後編

    2022-02-04 14:34  

    =新人FPが代表小屋の考え方、想いを深堀りしました。-後編 = 今回のメルマガも、株式会社マネーライフプランニングの考え方についてインタビュー形式にてご紹介させていただきます。 マネーライフプランニングはどういう会社で、代表の小屋洋一さんはどんな考えから日々のコンサルティングを行っているのでしょうか。 今回は、2020年に入社したばかりのジュニアアドバイザーの碓井遥香さんが、小屋さんにストレートな疑問を投げかけていきます。独立までの経緯、ファイナンシャル・プランナーの仕事、マネーライフプランニングの今後について聞きました。■相談者の方が話をして帰っていくとき少しでも「来てよかったな」と感じて欲しい碓井:お客さん個人の満足できる選択を応援しながら、でも、冷静に家計や資産の数字を見てアドバイスするのがファイナンス視点のあるFPなんですね。 だけど、実際にはその視点を持ったFPは少ない……だと
  • FPは相談してくれる人の人生に深く、永く携わっていく仕事 前編

    2022-01-21 16:08  

    =新人FPが代表小屋の考え方、想いを深堀りしました。-前編 = 今回のメルマガでは、株式会社マネーライフプランニングの考え方についてインタビュー形式にてご紹介させていただきます。 マネーライフプランニングはどういう会社で、代表の小屋洋一さんはどんな考えから日々のコンサルティングを行っているのでしょうか。 今回は、2020年に入社したばかりのジュニアアドバイザーの碓井遥香さんが、小屋さんにストレートな疑問を投げかけていきます。独立までの経緯、ファイナンシャル・プランナーの仕事、マネーライフプランニングの今後について聞きました。■独立を見据えて選んだ転職先が、不動産業界。仕事をしながら不動産と社長業を勉強させてもらいました碓井:小屋さんはいつ頃から独立を考えていたんですか?小屋:僕は父も母も親戚も会社員のサラリーマン家系で育ったので、新卒時は 「サラリーマンになるのが当然」とリース会社に営業
  • FAを考える その2

    2021-08-30 20:33  

     前回は、ここ数年の動きとして、金融機関(主に証券会社)から営業マンが続々とIFA(独立系投資アドバイザー)へ流れ込んでいると書きました。1.オンラインの発達により(オフィスに居なくとも)データや金融情報の取得が容易になったこと、2.仲介業で扱える金融商品の幅が広がったこと、3.証券会社では相変わらずのノルマ営業が続いていること等々、様々な要因から自由な働き方を求めて人材が移動し易い時代になっています。 特に1.と、3.の要因が大きいようです。 大手証券会社ともなると日々の株式の売買や売出しなどの営業は当たり前のこと、新旧の投資信託の募集、毎月数種類出てくる新たな債券(仕組債など)の販売、ラップ口座の新規獲得などなど、毎月6~8種類くらいの締め切りがある商品にノルマが課されており、「商品毎に2~3日(の締め切り)で消化しなければならず、落ち着いた営業など出来ない」と言う声をよく聞きます。
  • 山崎元さんと考える 善良なFPは、あなたの資産を正しく導く。-後編

    2020-12-14 17:13  
     こんにちは、小屋です。 今回も経済評論家の山崎元さんとの対談をお届けいたします。――――― ベストセラー「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」(文響社)やテレビの情報番組への出演など、投資運用の初心者に向けたわかりやすい解説に定評のある経済評論家の山崎元さん。 amazonリンク ⇒ https://amzn.to/3fAul4s 東京大学経済学部卒業後、三菱商事、野村投資信託、住友信託銀行、メリルリンチ証券など計12社を渡り歩き、現在は楽天証券経済研究所客員研究員、国家公務員の共済年金を運用する国家公務員共済組合連合会(通称「KKR」)の運用委員も務めるなど、ファンドマネージャー、アナリスト、証券マンといった面々もアドバイスを求めるプロフェッショナルでもあります。 機関投資家、個人投資家のどちらの実情もよく知る山崎さんは、経済評論家として独立した当初、ファイナ
  • アメリカのFP事情について~テキサス視察報告

    2017-11-10 22:55  

     10月15日~20日まで、米国テキサス州、州都オースティンに不動産と金融の視察に訪問してきました。  今回も前回に続き、視察の内容について簡単にご報告いたします。 【FP事務所】  前回ご報告しました、ディメンショナルファンドのご紹介で、地元オースティンで40年近く経営をされているFP事務所に訪問してきました。 Austin assethttp://www.austinasset.com/  米国のFP事務所の多くはRIA(Registared Investment Adovisor)といって、SEC(証券取引委員会)に登録された一任の投資顧問会社になります。  つまり、顧客から一任の信頼を受けて、顧客の株式の資産についてRIA側で管理、売買指示、報告を行っています。  顧客側からすると、FPとミーティングをして、運用方針を決めてしまえば後は丸投げして、RIA側が運用を行うという仕組
  • 良いファイナンシャル・プランナーの見分け方

    2017-02-16 17:40  

     CFPの梶原真由美です。  今回は私の職業でもある「ファイナンシャル・プランナー(FP)」についてお話します。  FPの知名度はここ10年で飛躍的に高まりましたが、 「FPは何をする(してくれる)人ですか?」 という質問をすると様々な回答が返ってきます。 ・保険を見直ししてくれる人 ・投資信託をおすすめしてくれる人 ・銀行にいる人 ・住宅ローンの相談に乗ってくれる人 ・家計の見直しをしてくれる人  このような答えが返ってくることが多いです。 どれも正解なのですが、どれも不正解です。  普段仕事をしていて、FPという職業の本来の役割を伝えることに苦労しているのが現状です。  今回のコラムでは、本来のFPの役割をお伝えするとともに、良いFPの選び方をお伝えします。■FPの定義とは  NPO法人日本FP協会がHPで説明している「ファイナンシャル・プランナー」の定義を見てみましょう。  NP
  • 2015年の目標設定

    2015-01-09 13:57  
    明けましておめでとうございます。 マネーライフプランニングの小屋です。  毎年、年末年始は、昨年の目標の達成度合いを確認しながら新しい年の「目標」を設定しています。  もちろん中には2014年内に達成できなかった「目標」も複数ありますのでそのような「目標」はロールオーバーして今年の「目標」として再設定することになります。  昨年末は、体調が優れなかったこともあり、また最近の健康診断では体重のオーバーが指摘されていることもありますので、今年は健康維持と体重のコントロールを一番の重点項目として「目標」設定することにしました。  さて、話を資産運用に向けますと、私が顧客と話をしていて一番難しいのはこの「目標」設定になります。  この部分を勘違いする人が多いので、きちんと主張をしておきますと  「資産運用」は人生の「目標」を達成するためのサポートとなる一つの手段に過ぎない ということを忘れてはいけ
  • 5期目を終了して投資家に対して思う事

    2013-12-27 12:22  
    おかげさまで、2008年の11月というリーマンショック真っ只中の中にこうしたFPビジネスを始め、2013年11月を迎えて開業よりまる5年経過しました。  思えばあっと言う間の5年間でしたが、マーケットの方は良くも悪くもとてもボラティリティの高い5年間であったとも感じます。  私の仕事は主に金融資産や不動産を保有する方(投資家)のアドバイスを行っていますが、開業から5年間を通じてその時々でもトレンドがあったように感じますので、振り返ってみましょう。 【2008年】  2007年には18,000円もあった日経平均も半額以下である8,000円を割れる事態となり呆然としている相談者も多かったものです。  また海外投資を積極的に展開していた方(私も含めて)も、2007年には120円=米ドル出会った為替が、100円を割れる円高が進行してしまい、こちらも海外資産がみるみるうちに目減りしていく様子に呆然と
  • 韓国金融サービス事情~その1

    2013-08-26 17:47  
    今月は、7日~9日の3日間韓国に訪問し、現地の金融機関やFPビジネスについて話を伺ってきました。今回から2回に分けて現地でヒアリングしてきた内容をご報告いたします。  韓国は2008年に金融業界では規制緩和が進みました。日本の金融ビッグバンは2001年でしたので、そこから7年遅れての金融規制改革であったと言えます。  その結果、銀行・証券・保険業の垣根が低くなり、それぞれの金融機関で様々な商品が乗合で販売することが可能になったということでした。  2008年から5年ほどたった現在では、日本の現在の状況とほぼ変わりのない様子に感じましたので、変化のスピードは韓国の方が早いのかもしれません。  今回は特に韓国でGA(General Agent)と呼ばれる独立した金融サービス提供者(日本ではIFAとか独立FPとか呼ばれる)の事務所を2社訪問してきました。  最初の企業はIFAという企業。これはI
  • NAPFAカンファレンスinラスベガス~その4~

    2013-06-27 11:18  
    ラスベガス報告の4回目は、NAPFAカンファレンスのセミナー内容についていくつかご紹介いたします。  前回の確認で すが、NAPFAとは(The National Association of Personal Financial Advisors)の略称で、目的は証券や保険などの商品販売によるコミッションを受け取らないFee-Onlyのアドバイザーを支援、組織化する団体で す。  このカンファレンスでは、主にアドバイザーが学ぶべき、マーケティング、組織、ソフトウェア、運用、コンプライアンス等、FP事務所を経営して行くに当たり必要不可欠な内容がセミナーとして開催されています。  一日に沢山の会場で同時並行的にセミナーが進んでいきますので全てのセミナーを受講することはできません。したがって今回は私の受講したセミナーの中で、特に印象的であったセミナーをお伝えします。  まず最初は「Profit