-
時価総額200兆円超え企業の未来
2020-08-26 16:10東証1部市場の時価総額がおよそ600兆円を上回った水準となり1989年末のバブル経済のピーク時並みの水準となる一方で米国では1社だけの時価総額が2兆ドル(210兆円)にまでなったことが話題を集めている。 世界中のビジネスマンが重宝しているPCソフトのWINDOWSに比べビジネスユースではマイナーな印象があったマッキントッシュというパソコンで一世を風靡したアップル社が世界最大の時価総額に躍り出たとされる話題の企業だ。 1990年代前半までは鳴かず飛ばずだったアップル社の株価はアイポッドに続く、スマートフォン(つまり携帯電話にパソコンやカメラの機能を盛り込んだ端末)の普及とともに急上昇。記憶が正しければ25年ほど余りの間に時価総額はおよそ100倍になったということになる。 つまり日本株がバブル崩壊後の失われた30年を過ごしているうちに米国の限られた企業(アップルやマイクロソフト、アマゾン、G
1 / 1