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為替市場動向~円安継続ながら、過熱状態に要注意?~
2014-11-13 17:21大荒れした10月相場の最終週は米国の量的緩和第三弾QE3の10月末での打ち切りで終了するかと思いきや、日本発のビッグサプライズが世界の金融市場を沸かし、翌月に熱いバトンを渡す格好となりました。 10月31日の黒田バズーカ第二弾はQQE2(量的質的緩和第二弾)と呼ばれます。 31日後場の場中での発表は、急激な円安、株高として反応。その後、公的年金基金の株式運用比率の上げ報道も重なり、円安、株高に輪をかけました。黒田 QQE2は、11月に迫った消費増税をサポートするためのセットとしての金融政策かと思いきや、週明けから消費増税先送りと解散総選挙の話が浮上。バズー カで上がった為替も株も、宙に舞い上がるような空中戦状態となっています。二つの材料は矛盾しているように思いますが、反応は同じでしたね。 10月31日のQQE2発表は予想外でした。私は遠出をしていたため、車中でスマホに速報や注文の成約
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