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記事 2件
  • ここから上に行く理由、下に行く理由

    2021-02-10 22:17  
     1989年のバブル崩壊から31年を経て日経平均は今、3万円台乗せに向かっている。 相場の世界は買い/強気(ブル)と売り/弱気(ベア)のぶつかり合いの中で昨年のコロナショックから日経平均が7割以上も上げてきただけに強弱感が対立する局面となってはいるが、このところは企業収益が半導体などの日本企業に強みを持つ分野などで急激に繁忙な状態となりコロナ禍の中で来期の収益回復に期待が高まりつつある点は強気派にとっては心強い点だろう。 日本が世界に冠たる半導体関連ビジネスに加え、自動車、機械、ハイテク素材などの分野がリード役となって株式市場を盛り上げていくとのシナリオはまだこれからの世界で描かれることだろうと思われる。 AI、DX、スマホアプリ、ブロックチェーン、5G+6G、EC、EV、ドローン、自動運転に加え再生可能エネなどグリーンビジネスの高まりなど株式市場は新たな成長テーマを模索しながら活発に動い
  • 強気派の意見、弱気派の意見

    2018-06-26 01:13  
     梅雨入り後はやや肌寒い日々が続いていますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。  季節の移ろいとともに変化が見られる花々と同様、株式相場の潮流にも変化が見られます。振り返ると1月23日に高値をつけて調整に入った株式相場も5か月を経過しようとしています。  株式相場は強気と弱気が織り成す世界。調整を少しずつ抜け出そうとしている中ではあっても弱気の意見もまだ残っていますのでそう一気にはいかないということですが、米NASDAQがリード役となって、再び上昇の展開に向かうという強気の意見に一縷の望みをつなぎたいと筆者は考えています。  弱気の意見にはリーマンショックから10年を経ようとしている中で次の大きな調整局面が世界の株式相場には待っているとの意見があること。世界貿易戦争の勃発の兆しもそうした弱気の意見に加担してきます。  強気対弱気は別の言い方だとポジティブ対ネガティブになります。  ポジティ