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この時期にこそ良い銘柄を探そう
2017-04-12 18:30
国内外での不透明感が漂うこの時期は株式相場は停滞しがち。とりわけ半島情勢の緊迫化が日本株の先行きにとって憂慮すべき問題とあってはなかなか前向きな投資は手控えざるを得ないというのが大多数の投資家の本音だろう。 一方で、NYダウやNASDAQは比較的落ち着いていて、理解しにくい不思議な現象が見られます。 杞憂で終わるのか現実の問題となるのか、ここしばらくは薄氷を踏む思いで市場に向かいあう必要がありそうです。模様眺めの時期にこそ投資家は有望銘柄を探してはいかがでしょうか。 ここでの投資作戦としては 1)過去1年間のIPO銘柄の中から株価の位置が低水準にある銘柄を選定し、中長期スタンスで取り組む。 2)好財務、無借金経営の割安バリュー銘柄、高配当利回り銘柄を研究 3)長期上昇トレンド、短期調整トレンドの中の注目テーマ銘柄を研究 するなど、投資家としてやるべきことはたくさん考えられます。 -
地味株礼賛
2017-03-29 14:04
創薬ベンチャーにAI関連、フィンテックにIoTと華やかなテーマに彩られた銘柄群が相次いでIPOを果たす一方で、やや地味目の銘柄も時間をかけながら投資家の理解を得て株価が堅調に推移する事例も見られます。 一気に株価が上がることはないとしても地味株への投資も満更ではないと思われている投資家の皆さんもお見えになっているのではないでしょうか。 2016年のIPO銘柄でも上値が重いと見られたJR九州(9142)が3月9日に3840円の高値をつけ公開価格2600円からは47.7%、公開初値3100円からでも23.9%の上昇。政府の放出する大型銘柄でこの時期のパフォーマンスとしては立派なものです。 これには次期における大幅な増配と株主優待策が背景になっているのかも知れませんが、時価総額が一時2000億円の増加となって大型IPO効果が生まれているように感じられる昨今です。 こうした事例は容器
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