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新たに株主優待制度を導入した企業の株価の行方
2018-04-25 01:58
IPO後の長期調整局面を抜け出る手法として多くの企業で導入が図られる株主優待制度。それはクオカードのような準現金配当のようなものや自社製品の割引といったものまで様々です。 市場では株主優待制度を活用している個人投資家の話が頻繁に出て参りますので多くの投資家の楽しみの一つとなっているものと思われます。 株式投資のリターンは単純に配当金(インカムゲイン)と値上がり益(キャピタルゲイン)の2通りがありますが、これに株主優待制度が加わり、投資家は新たな評価をしていくことになります。少なくともないよりあった方が良いぐらいの株主優待制度なのかも知れませんが、株価の位置でその評価は違ってきます。 先週、株主優待制度の導入を発表したクロスフォーの場合はどうでしょうか。 同社の株価は公開価格730円で、初値が1051円、高値が1810円でした。1月に2分割を実施しましたのでそれぞれ公開価格36
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