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なぜIPO銘柄はこれほど活況なのか
2017-03-01 13:00
NYダウが先週末まで15営業日連続高となるなど米国ではトランプ相場が絶好調。政策期待の高まりでNYダウは21000円台乗せが目前に迫ってきました。 通常なら米国株と連動して日経平均やTOPIXの上昇が想定されるところですが、皆さんご存知の通り、トランプ大統領の政策への不安感が日本株の頭を押さえている格好です。日経平均は一部の銘柄の変動や為替に影響を受けやすく、結果としてはなかなか一気に上昇という訳には至っていません。 ましてや老舗企業の代表とも言える東芝の行方が気になり誰もが知っている企業への投資が手控え気味になっている状況が見られます。 一方ではJASDAQ指数やマザーズ指数、東証2部指数といった中小型株指数はNYダウと同様に堅調な上昇を続けています。 こうした市場の潮流を背景にして、直近のIPO銘柄は押し並べて堅調な株価推移を描いています。また売買も活況を呈しています。
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