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記事 40件
  • 2019年のIPO相場始まる

    2019-02-27 17:22  
     本日の識学(7049・マザーズ)を皮切りに2019年のIPO相場がスタートした。  公開価格1800円に対して2.5倍となる4550円で初値がつき終値は4700円。  やや割高な印象はありますが、第1号銘柄の順調なスタートを印象付けました。高値は5040円、安値は4425円で出来高は放出株数33万株(公募24万株、売出9万株)の2.7倍にあたる88万8600株となりました。  公開価格で100株入手できた投資家が初値で売却した場合の利益金は27.5万円となります。初値で買って投資家も既に評価益が出ているか高値付近で売却したとしても多少は実現益が出たと考えられます。  予想経常利益が3億円以下ということで115億円の時価総額には冷静にみればやや割高感もあって明日以降は多少の波乱が想定されますが、まずは順調なスタートを切ったと言えます。  明日のリックソフト(4429・マザーズ・公開価格4
  • テノックス(1905)は日本国土開発(1887)上場で少しは動くのか?

    2019-02-27 17:21  
     株式市場には見向きもされないまま、放置されている銘柄がまだ数多くあるようです。  過去、億の近道でも何回となく取り上げてきたテノックスはその典型です。  2017年11月高値1355円をピークに不具合工事問題の発生もあり、1年3か月にわたって調整を余儀なくされた同社株ながら、不具合工事問題の完全終結を宣言し、IR活動も活発化させようとしている状況でそろそろ投資家の見直し買いが入っても良さそうだという意見を述べる経験豊富な個人投資家も出ています。  とは言え、同社株の株価が大きく上昇するには同セクターへの関心が高まる必要があります。  これまでの緊縮財政の下で建設投資が拡大することは難しいし人的な資源の制約の下ではビジネスの拡大にも限界がある。そう考えられても致し方ないが、同社は技術のテノックスとして日本のみならず今後はベトナムを中心にしたASEAN諸国へと展開する計画をもっており、東京
  • 【お知らせ】炎チャンネル第48回「創薬ベンチャー特集2」をアップしました

    2019-02-26 17:11  
     億の近道月曜版執筆でおなじみの炎のファンドマネージャーが、肉声で相場を語る炎チャンネル。 第48回「創薬ベンチャー特集2」がアップされました。  第48回「創薬ベンチャー特集2」 【ニコニコ動画】https://www.nicovideo.jp/watch/1550846943  ぜひご視聴下さい。  相場のサマリーや個別銘柄動向などを5~6分にまとめておりますので、  ご登録頂ければ幸いです。  目下は無料番組ではありますが、価値あるコンテンツ作りに努めておりますので宜しくお願いします。
  • 【お知らせ】炎のファンドマネージャー有料メルマガ第230号配信中!!

    2019-02-26 17:10  
    月曜日の億の近道で、20年にわたり執筆を続けてきました、おなじみ「炎のファンドマネージャー」の有料メルマガ「炎の投資情報」通算230号が2月25日に配信されました。  企業プレゼン出席や企業個別面談などのアナリスト活動を基本にした、独自の目線の投資情報を毎週1回、月曜日に皆様にお届けします。【IPO銘柄大量掲載特別号!!】 【2/25 第230号では】 ■相場の視点 ■2019年IPO相場がスタート(24銘柄) ■公開価格が決定した3月5日上場の日本国土開発(1887・T1) ■テノックス(1905)企業訪問報告  → ご案内ページ http://www.honohfm.com/
  • 市場潮流

    2019-02-26 17:08  
     今週(2月18~22日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で524円88銭上昇し(率にして2.5%の上昇)、2万1425円51銭で取引を終えました。2週連続の上昇かつ2週続けて500円を上回る上げ幅となりました。  週初の18日(月)は米中貿易協議進展への期待などを背景に景気敏感株が買われ、日経平均株価は前週末比381円高となり、昨年12月17日以来、およそ2カ月ぶりの高値で取引を終えました。  さらに、米株高、円安・ドル高の進行などを受け、21日(木)まで4日続伸。22日(金)は、再び世界景気の先行き不透明感が浮上、小幅反落となりました。  来週は、週末3月1日(金)に米中貿易協議が交渉期限を迎えます。米中の妥協は株式相場に織り込み済みとの見方が多く、一方で、世界経済の減速、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策の方向性などに関心が向きそうです。  株式相場全体の上値は重くなりそうで
  • 大魔神のアンテナ 株式市場は変化と共に面白くなってきましたよ

    2019-02-26 16:58  
     株式市場は一転・二転としながらも1月4日大発会の日より回復相場を演じています。  1月18日の一つ目の節目、25日移動平均線を突破。一時、2月8日にその25日平均線を下回るが、翌日には大きな上昇と共に再度突破。そして、次なる節目の75日移動平均線を今週月曜日、2月18日突破した。  その間、2度程75日移動平均線をトライする動きを示すが、ウォーミングアップをしていたようです。  その日経平均を押し上げたのが、悪役でした「ソニー・6758」が2月7日下値から這い上がる動きを示したこと。同じように「ファーストリテリング・9983」も下げ止まりから上昇に反転。もう一つは「JR東海・9022」が年初来高値更新。主力銘柄の「三菱重工・7011」「日立・6501」など時価総額が大きい銘柄も上昇していることが、今の株式市場に変化を与え、抵抗帯であった75日移動平均線も取ることが出来た。  半面、時価
  • デサントTOB

    2019-02-26 16:57  
     伊藤忠商事によるデサントへのTOB。国内株式市場に画期的な事案が出てきました。  振り返れば12年前。スティールパートナズがブルドックソースにTOBを仕掛けたものの、結果はスティールへの見返りも含めた買収阻止提案が通り、TOBが失敗したブルドックソース事件を思い起こします。  買収後に向けた経営方針などの準備不足(軽く考えていた?)もあったためかスティールはTOBに失敗しましたが、もしこの買収が実現していたらどうなっていたのか?  役員の入れ替えとともに利益率向上へのリストラが断行され、その後に他の投資家(または事業家)へ転売されたであろうと容易に想像できます。  日本ブランドを欲しがるアジア企業が買収していれば海外展開の道も開かれ、新たな投資資金を得て商品の多様化なども進み、株式価値は大きく増加していたのではと考えています。  3年以上も保有していたのに利益至上主義のファンドによる投
  • ヴァンガード米国本社訪問記~その2

    2019-02-26 16:54  
     昨年の10月にヴァンガードという世界最大級の資産運用会社(投資顧問会社)に訪問をしてきました。  今回はその訪問記の第2弾です。  米国の証券リテールの業界動向を聞くと、 ・証券ブローカー(仲介)は、よりFiduciary Standardを求められており、仲介手数料からフィーベースへのビジネスモデルの転換が行われている ・ロボアドなども出てきており、アドバイザーはより低コスト化を強いられてきている ・フィーが中心のRIA(投資顧問)サービスは、よりウェルスマネジメントの機能を持った展開をしている ・RIA(投資顧問)サービスは、証券ブローカー(仲介)モデルよりも急速に伸びている ・RIA事務所でもM&Aが活発化していて、より巨大な事務所が誕生している ・フィーについてもより低廉化が進んできている ・投資判断についてはRIA事務所内ではなく、アウトソーシングが進んでいる ・銀行チャネル
  • 書評:市民政府論

    2019-02-22 14:35  
    書評:市民政府論    ジョン・ロック 著、光文社古典文庫    https://amzn.to/2Nb25HJ ●法律が無ければ自由は無い  そもそも、政府が国民(臣民)に対して、指示命令を行い服従させることが正しいのか?その根源的な問いかけに対して、330年近くも前(統治論第2編=市民政府論の発刊は1690年)に明確な回答を与えたのが本書である。  本書で定義される自然状態というのは、実のところエデンの園のような楽園では無い。現在で言えば、アフリカのソマリアやナイジェリアのような市民に殺戮が繰り返される無政府状態の地域。あるいは西部開拓時代のアメリカのように無法者が横行し、善良な人々が財産(生命・自由・資産)を脅かされる暗黒時代である。  だからこそ、人々は社会のルールを決め、そのルールに従って国民の財産(生命・自由・資産)を守る統治者の支配に従うことを望んだのである。  誤解されが
  • 有料メルマガライブラリから(279)「知っていたほうが役に立つ簡単な投資知識(7)」

    2019-02-22 14:34  
     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。  自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。  なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。 =コラム「知っていたほうが役に立つ簡単な投資知識(7)」=  (有料メルマガ第358回・2015/12/1配信号) ※2015年12月現在の内容です。留意してお読み下さい。 【前略】  本日はPBRについて考えます。  繰り返しになりますが、投資の指標はあくまでも物指しに過ぎないことを忘れないようにしたいものです。  まずは指標に対する私の考えを書きます。 ■私が指標を使う前にまず心に刻むようにしていること。  指標を使うときは、指標はあくまでも物指しであり、それ以上のものでないことをよく理解し