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  • 日経平均が頭重い背景

    2017-03-16 18:27  
    225の銘柄で構成される日経平均は2015年の6月高値20952円をなかなか抜けずに推移しています。それはファーストリテイリングなど指数に含まれる一部銘柄がその当時に比べ大きく値を下げているからだと考えられます。  また、225銘柄のうち半分以上の銘柄は2014年から2015年にかけての高値を抜けないままに推移しており、それは業績の低迷を背景にしたものです。  三越伊勢丹(3099)はその典型です。中国人観光客の爆買い人気で高まった評価が剥落し業績の低迷が株価を押し下げています。こうした事例はほとんどの株価低落銘柄に当てはまります。  老舗企業とは言っても業績を毎期高めていくのは至難の業です。東芝などもそうした業績向上へのあせりが悲惨な結果を生んでしまったと言えなくもありません。  こうした事例は水面下でどのような優良銘柄にも起きている可能性があります。  企業組織の内部に巣食うシロアリの