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燃料価格高騰
2021-10-20 14:57
(ナチュラルアート「農業ジャパンコラム」より) 原油高、円安でガソリンの上昇が顕著となってきました。 既に木材価格は急騰したと言うのは記憶に新しいのですが海運などロジスティックに影響をもたらしているほか、亜鉛を始めとした非鉄など一次産品の市況が上昇していて225採用の東邦亜鉛(5707)や和製メジャーのINPEX(1605)、石炭事業の三井松島(1518)などの株価も急騰しているようです。 本日は以下に農業分野で活躍されているナチュラルアートの鈴木社長のコラムを以下、紹介しておきます。******* ガソリンはじめ燃料価格の高騰が続いています。 このメルマガでも、何度も要注意だと発信してきましたが。 これから冬を迎えるというのに。 農業では、イチゴやトマトなどハウス栽培作物は、重油ボイラーで加温するのが一般的です。 例年でも燃料代の支払いが大変だと言われているのに、今年は更なる高騰で大き -
日本の農業関連銘柄
2021-07-07 14:40
本日は農業絡みのお話をもう一つ取り上げておきたい。 日本の株式市場には水産業や食品・外食というセクターには数多くの企業が上場している。一方で純粋な農業セクターの銘柄が少ないという状況が見られる。国土の狭い日本で変化の激しい災害も多い自然環境と向かい合っての農業はリスクが大きく非効率なビジネスと捉えられる。 ただ、屋内栽培型のきのこメーカーや種苗会社などの事業規模は比較的大きくなっているが、これらに続く本格的な成長企業は登場していないとの印象だ。 この中で雪国まいたけ(1375・時価1676円)、カネコ種苗(1376・時価1480円)、サカタのタネ(1377・時価3760円)、ホクト(1379・時価1965円)は巣ごもり需要もあって比較的元気なようだ。 食肉、鶏卵の秋川牧園(1380・時価1140円)はECサイトの構築で成長の入口に立っているほか、イチゴ栽培のホーブ(1382・時価938 -
ワクチン+お茶で乗り切る
2021-07-07 14:38
国を挙げてのワクチン接種奨励で、コロナも終息に向かう。そんなシナリオは英国型アルファに続くインド型のデルタ、更にはペルーで感染拡大中のラムダといった変異種の登場で崩れてしまいそうだ。 日本では7月後半に開催予定の東京オリンピックもコロナ感染再拡大につながるのではと懸念されている。 コロナとのつきあいもはや1年半近くとなりつつあるが、一旦は収束しかかった感染の波もぶり返す有様で更に蔓延防止対策発令が延びることが予想される。 こうした長期化するコロナ禍を日常の生活から免疫力を高めることで徐々に収束させようという試みがなぜもっとまじめに語られないのかが不思議で仕方ない。たぶんにそんなの当たり前だろうの認識で軽んじられている可能性がある。 筆者の知人で農業企業ナチュラルアート社を経営する鈴木社長が最近のメルマガコラムでお茶のことを取り上げていたので本日は取り上げておきたい。 日本発の特産品と言 -
【秘蔵の産業●●】の投資顧問代表大石やすし的見解
2019-12-17 01:14【サクッと3分読み可】 クリスマスキラキラムード全開の季節。今となっては妻・息子・娘達(一卵性双子)の物乞いビームにただただ怯えるだけの季節になった漢大石やすしです(同志の方々心中お察しいたします)。 そんな中でも皆様の持ち株が、クリスマス商戦の特需を無事得られますようお祈り申し上げんばかりです。 前置きはここまで。さてまずは前回記事の答え合わせから。*振り返り 前回はSaaSについての所感をお話ししました。関連銘柄を少しでも良いのでウォッチしてみましたか? その一角としてはラクスとかPCAとかフィードフォースとか。 決算発表が一巡した11月中旬。一通り目を通しましたが多くの企業が増収増益で納まっていました。中には超絶上方修正を出してきた企業も・・・ にもかかわらず、売られる場面が多く散見されました。まさにお話した通りの展開。これが「ギャップ」です。 ただし、昨年までと違ってやや成熟し始め -
農業の素晴らしさ
2019-06-05 13:49筆者の交流は農業分野にも広がっています。 日本の農業は米国との対峙でこの先どうなるのか不安感がある中で農業応援団とも言うべき皆さんとの交流がかなり以前から続いてきました。 今回はそのうちの一人で農業ベンチャーとも言うべき人物から送られてきたメルマガを披露させて頂きます。 この方は元、銀行マンで異色の世界に飛び込んだ熱血漢。上場を目指して資金集めをしたのは良いがなかなか成果が生まれず苦労の連続でしたが、このところ世の中のニーズが味方して業績が向上しつつあるようです。 筆者も昨年は小さな孫を連れて農業体験。ねぎの苗を植えながら汗をかく健康的な1日を過ごさせて頂きました。 農林業や畜産業に関わる上場企業としては、カネコ種苗(1376)、サカタのタネ(1377)、ホクト(1379)、秋川牧園(1380)、ホーブ(1382)、ベルグアース(1383)、農業総合研究所(3541)などを思い浮かべてし -
論点整理
2014-11-28 13:26今の日本を俯瞰してみると、幾つか「何故にこんなことを直ぐに解決出来ないの?」と感じる問題があります。 1)靖国問題 詳しいことは承知していませんが、まずはA級戦犯と言われる方々の遺骨をどこかに分祀するか、または何処かに国を代表する追悼施設を造れば済む話しと思 うのですが、何故に1970年代になって靖国神社に合祀したのか?…の疑問も含めて、何故に分かり易い説明や対処が出来ないのか?一部の近隣国からの因縁 を排除するためにも。 2)農業問題 農業系族議員やJAなど一部の既得権者の利権を圧縮し、儲かりそうな産業に変えていければ人も知恵も集まり変革出来そうなものなのに、これが何十年も進 展しません。漸く動き出す気配がありますが、今回の自民党のマニュフェストでは後戻りの感さえあります。マニュフェストは選挙対策だったとして選挙後に無 視するのでしょうか? 3)票格差問題 民主主義を謳っているのだ -
農業と銀行
2013-07-31 12:19アベノミクスの重点テーマの一つが農業。株式市場でも農業関連銘柄への関心が高まる中で、金融機関において農業への支援策を打ち出そうとしています。とりわけ、地銀の取り組みが目につきます。 農業の再生が地方経済にとって重要な課題であり、地方経済を支える農業がTPP問題に揺れる日本経済にとっても重要なテーマになることは否定できません。 本日は農業ベンチャー、ナチュラルアートの鈴木社長からの報告(トマト銀行について)を参考までに掲載しておきますのでご参照下さい。 【農業への取り組みを見せる地銀】 秋田銀行(8343) 農業の販路開拓を積極支援 時価266円 時価総額516億円 直近株価レンジ222-288円 山形銀行(8344) 秋田銀、青森銀、岩手銀と共同で6次産業化ファンドを創設 時価412円 時価総額709億円 直近株価レンジ353-454円 岩手銀行(8345) 東北6次産業化サ -
農業の特許技術
2013-06-25 11:40農業は儲からない。農業はきつい。農業は年寄りの仕事。農業は天候に左右されやすい。農業を営む農家の収入は減少し農業従事者が減少する中で農業の復活 を模索する動きが盛んなのは、食への危機感があるためなのか。衣食住という3つの生活要素の中でも生きていくために不可欠な食への関心は特に高い。 TPP問題からも自立しない農業は未来がない。農家にとって農協頼みの時代は終わった。出荷先(出口)を求めて日夜努力する一方で良いものを作らないと 生きていけない。6次産業化の時代(1次×2次×3次)で農業経営も変わる必要に迫られています。中小零細農家は独自の農業技術と栽培ノウハウを武器に世 界に打って出るチャンスが到来。若い農業従事者は汚い、苦しい、しんどい農業から明るい、楽しい、効率的な儲かる農業に向けて活路を見出そうとしている。 イオンやヨーカ堂といった流通業者も独自の農場をグループ内で抱え、居酒屋チェー -
成長戦略の具現化
2013-05-21 21:14アベノミクスの3本の矢のうち具現化が待たれていた成長戦略が明らかになって株式市場の勢いが増してきました。7月の参院選挙の勝利に向けての怒涛の政策が打ち出されている格好で市場はそれを好感して大盛り上がりの状況です。 為替も円安が更に進展し、1ドル=103円台乗せ。米国からのシェールガス輸入も許可されて、エネルギー価格の上昇に歯止めもかかるとの思惑もプラスになりそうです。 折しも発表されている3月期決算企業の今期の見通しを睨みながら日経平均は1万5000円台乗せとなってきました。どこまでいくかは神のみぞ知る…。 いけいけどんどんで資産を増やすべきかリスクが高いと慎重にいくかで資産の増え方が変わってきますので、運用者の度量や戦略が問われてきます。 私個人的には慎重論を取っていますが、安倍首相の手腕を見てついていこうという投資家が増えていることもあろうかと思います。 先週は全体指数が上昇
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