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記事 3件
  • なぜか上昇するソニー株、ノジマ株

    2015-02-11 00:54  
    「腐ってもタイ」ならぬ「腐ってもソニー」と今や評されるほど業績の低迷が見られた日本を代表するハイテク企業のソニー株がいつの間にか3000円台に乗 せてきました。先週末の株価は3138.5円。時価総額は3.6兆円となり、日本の株式市場では23番目にランクされています。  前代未聞のサイバー攻撃で映画部門の第3四半期の業績発表が遅れる中、これを除いた第3四半期の概要が2月4日に発表され、その内容を素直に好感しての買いが入っての株価上昇です。  2015年3月期第3四半期の業績は為替が円安となる中で軒並み各部門とも業績が向上していることが明らかになり、通期の業績も上方修正されました。映 画部門の集計が終わっていない中、同社が2月時点で明らかにした第3四半期決算は前年同期比6.1%の増収に対し、営業利益は倍増となりました。各部門と も軒並み前年同期を上回る好調ぶり。  とりわけモバイル向けイメージ
  • 決算発表のパターン

    2014-05-13 17:12  
    決算発表たけなわの季節です。  株価はある程度は決算内容を織り込んで動いています。とは言え、個別銘柄にはサプライズが起きがちです。  決算発表の内容には企業経営側の事情が見え隠れします。投資家の期待とは裏腹の決算見通しが示されると株価の大きな変動要因となります。  ここでの決算発表内容の分析ポイントをまとめておきます。 【決算発表のパターン】  ポイントとなるP/L上の決算項目としては売上高、営業利益、経常利益、当期利益があるが、それらの実績と今期計画が株価にインパクトをもたらす。売上 が増加して利益が増加するのが通常のパターンだが、売上が減少して利益が増加する場合もある点に注目しておく必要があります。また、B/Sの変化も見落と せない。利益の増減に伴って配当金が増減したり、保有する現預金の増減が見られます。  企業価値は中長期的なキャシュフローの増加を織り込みながら高まりますので、こうし
  • 3月の配当取り銘柄

    2014-03-13 14:34  
    株式投資の魅力はキャピタルゲイン(つまり値上がり益)か配当を得ること。そのどちらかを得ることもありますし両方を獲得することもあります。またはキャピタルロスが発生する場合や配当を得られない場合もあります。  投資した企業の業績が向上して株価が上がり、配当も確保できれ投資家はキャピタルゲインと配当の両方を得ることになります。  3月は多くの上場企業にとっては決算月でもあり、投資家にとっては配当金を得るタイミングが参ります。  株式投資の初心者にとっては配当金を得ることを楽しみにしておられる方もお見えになるのかも知れません。  3月決算企業の場合、20日決算を除くと31日が決算日となりますので、3月末現在の株主に対して配当金が送られる仕組みとなっています。その4日前に 配当落ちということがあり、実際には配当金分の株価が下がってしまうことになりますが、その配当落ち分をすぐに埋めてしまう場合と、配当