-
有料メルマガライブラリから(433)「大型株がリバウンドする可能性が高いと考えて分散投資を再開」
2022-06-30 15:07
有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。==「大型株がリバウンドする可能性が高いと考えて分散投資を再開」== (有料メルマガ第490回・2018/07/17配信号)※注 2018年7月現在の内容ですので留意下さい。【前略】 私は過去に株式投資で大きく稼いだ投資家の教えを参考にすることが多いです。 昭和電工と東海カーボンのトレードをするときも、福沢桃介の次の2つの教えを常に意識するようにしていました。『順波には乗り、逆波は逃げよ。成功は機を見るに敏なるにある。』『人間の成功に、運、鈍、根という三つの資格が数えられる。その中でも、事業経営に一 -
6月の梅雨明けと円安の影響
2022-06-29 16:24
いつになく短い梅雨の季節だった。例年より2週間以上早いように梅雨明け宣言が出されたのだが、ここから心配なのは水不足と電力不足。 日本にはお米があるから食糧危機にはならないという意見もあるが、お米は田んぼに水がないと育たない。せっかく今年も大雨の被害もなく、すくすくと育ってきた稲が生育不良にならないことを祈るばかり。 加えて猛暑の便りも届く昨今。6月の最高気温が40度を超えるという異常な暑さで各家庭のエアコンがフル稼働し始めたと推察されるが、政府は節電のために設定温度を28度にしてほしいとのお達し。そんなことよりも熱中症にならないことの方が優先だとメディアも言い始め、電力供給のために電力会社は休眠中の火力発電所を稼働させるなど緊急対応を始めている。 梅雨明け宣言とともに既に季節は夏。天気予報では猛暑がこの先もしばらくは続くとの話。まだ6月も終わってないこの時期の猛暑はいつまで続くのか。 -
株式会社の話その2
2022-06-29 16:23
「昔の話などつまらない。」などと言わずに今回も少しお付き合い下さい。 前回はこちら ⇒ http://okuchika.net/?eid=10587 現代社会では当たり前のような組織形態となっている株式会社ですが、それは事業のリスクの存在が背景になっているということは前回の話にも出てきたかと思います。 420年も前に設立されたオランダの東インド会社のアジア進出において組織化されでできたのが世界初の株式会社なのです。欧州からアジアに辿り着くには陸路か船しかなく、欧州の人々が必要としたアジアの香辛料を求めて商人たちはこぞって東アジアの地に船出した訳です。 そこには時に嵐が吹き荒れ、波にもまれての厳しい航海があったに違いありません。そうした事業のリスクと費用を賄うための仕組みが株式会社なのです。 株式会社制度が生まれたことが今日の経済発展の礎になっていると言っても過言ではないでしょう。 ただ -
マイクロ波は世界を変える!?
2022-06-29 16:22
電子レンジはどの家庭にも1台はある家電製品です。チンして温めて食べる便利なマシンなのですが、どのような仕組みで温めたり、解凍したりできるのかなど普段は考えることはないかと思います。 この電子レンジに用いられているのが電磁波の一つである電波の一種であるマイクロ波。マイクロ波は周波数が300MHzから300GHzの電波です。周波数で分類される電磁波はガンマー線やX線などが医療や材料検査用として使われているほか光として分類される紫外線や赤外線などは殺菌灯、電子デバイス製造装置、赤外線こたつなどとして使われています。 また電波に分類されるマイクロ波はレーダー、衛星放送(約12GHz)、テレビ・携帯電話、電子レンジ(周波数2.45GHz)に使われています。 マイクロ波が一定の周波数帯の電磁波の作用(1秒間に24億5000万回もプラスとマイナスが入れ替わる振動)で物体を加熱する現象を電子レンジでは -
投資のタイミング
2022-06-27 15:27
初めに、読者から「インベストメント イン キシダ」の本気度は?とのご質問をいただきました。 本気度は?と言うより実際のデータや本質を理解していないと思われます。 金融資産課税で減点をもらってしまったので、挽回のために周囲(財務省?経産省?)からの入れ知恵でもあったのでしょうか。安部前首相の真似をしたのでしょうが、付け焼刃の域を出ていません(苦笑)。 火曜日の午後に参院選を前にした党首討論をTVで観ましたが、自民党の岸田首相、維新の会、国民の3党以外の発言は(幾らかマシなのもありましたが)大半は娯楽番組の域を出ていませんでした。悩ましいです(悲)。 今年の初めに米国株が高値を付けて以降、ウクライナ戦争が始まり、資源高や中国のロックダウンも加えて今年はやたらと不確実性が増しています。日本は資源高だけでは無く、食糧安保についても急いで戦略を立てねばいけない(追い込まれる)年になりそうです。円 -
株式投資の銘柄選びについて
2022-06-24 20:06
わたしはおおむね運用成績が長期に渡り良好であったのですが、その理由のひとつは単純な銘柄の選定基準にあったと思うのです。 シンプルな基準とは1)伸びる市場で2)シェアを伸ばしていける企業であって3)その商品価格(付加価値)が上がっていくような企業に投資をするというものでした。 好成績を数年間で上げたことで投資本を出版することになり2001年にイーフロンティア社から「インベストメント」を出版したのですがその43ページに上記3つのシンプルな投資選定基準が書かれています。 証券会社でリサーチをしていたころから使用している基準ですのでかれこれ30年経過しますが未だに使用しています。【銘柄選定の基準(勝利の方程式)】1)市場が拡大すること。2)市場内シェアが向上できること3)商品の価格が向上するか、商品の限界利益率が維持できること この3つの条件(市場拡大、シェア向上、価格上昇)を「勝利の方程式」 -
うんこお金ドリルが人気みたいです
2022-06-24 20:05
億近読者の皆様こんにちは。 子を持つ親御様のために、お金の教育論について寄稿させていただいております遠藤です。 金融庁のうんこお金ドリルがすごい人気で、入手困難みたいですね。 人生100年時代といわれていますし、コロナから始まった経済の閉塞感もまだ残っていますから、「厳しい時代だからこそ、子供に生きる力としてお金の知識をつけさせたい」と考える親御さまが多いのだと思います。 私は、家庭でできるお金の教育法をセミナーでお話ししています。そこで、よくされる質問で「いつからお金のことを教えていったらよいですか?」というものがあります。 この質問には、「お子さんが100円玉2枚で200円、3枚で300円という話を理解できるようになったくらいのタイミングが良いと思います」と答えています。 お金は生きるために必要だから、金融教育は早く始めた方が良いのですが、お金の計算ができない時期からするのは早すぎ -
人間経済科学と賢人たちの教え その24
2022-06-23 16:32
産業新潮http://sangyoshincho.world.coocan.jp/7月号連載記事■その24 日本型経営は「人間社会の進歩の結果」●アナログはデジタルの進化形である。 例えば読者が「アナログ人間」とだれかに言われたとしよう。それをほめ言葉だと受け取るケースはほとんど無いであろう。大概の場合、「あなたはデジタルが分からない旧式の人間だ」と侮辱されたと思うに違いない。 つまり、現在の世の中では、デジタルがアナログよりもすぐれており、アナログがデジタルに進化していくように思われているということだ。しかし、それはまったくの間違いであり。正反対なのだ。 生物進化の一つの完成形と考えられる読者の体を使って確かめてみたい。1.読者の両腕を左右に広げる。2.前を向いたまま左右の手の指先を、それぞれ目の端でとらえる努力をする。 すると、ほぼ手を180度広げた状態でも、左右それぞれの目の端で指 -
有料メルマガライブラリから(432)「自分のリスクを自覚して恐れながらの判断で投資家として成長」
2022-06-23 16:12
有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。==「自分のリスクを自覚して恐れながらの判断で投資家として成長」== (有料メルマガ第182回・2012/06/26配信号)※注 2012年6月現在の内容ですので留意下さい。【前略】 社会にあるいろいろなシステムもそうですが、投資などの資産のポートフォリオも、それを構成するファクターが多様であればあるほど安定的だということを、しっかりと意識しつつも、収益力と財務的な堅牢さを併せ持つ銘柄が、大きく投げられている状況で、更に株価が下がるリスクに敏感になりすぎて、市場の動きに付和雷同すると、投資環境が改善 -
配当利回り5%台の銘柄に注目
2022-06-22 16:15
皆さんの株式投資の楽しみは何でしょうか。できればキャピタルゲインを獲得し、時には2倍、3倍と資産が膨らんでくれればと願っておられるのかと思います。 株価が値上がりするためには企業の価値が上がり新たに投資する人が高く買ってくれる必要がある。そうすれば過去において投資していた投資家にキャピタルゲインのチャンスが生まれることになる。 ところが最近は全体相場の上値が重く、なかなか言うことを聞いてくれない。 買値が高くてなかなか儲からないとの嘆き節が聞こえてきそうな昨今なので、岸田首相自ら海外で日本株を買ってと海外でアピールすることになる。 どんなに頭重い展開だろうと、やっぱり株式投資は面白い。 株式投資のリターンはキャピタルゲインが一番という方も、そうではなくインカムゲイン狙いで投資しているという方もお見えだと思うが、ここでは配当利回りが5%を超えている銘柄に投資チャンスがありそうだとの話をし
1 / 4