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投資クラブで検討をした銘柄~アトラエ(6194)
2016-08-19 14:00今回取り上げるのは、株式会社アトラエです 私の所属する、投資クラブでは珍しく新興市場(マザーズ)の今年IPOした銘柄です。 これまで購入してきた銘柄はバリュー観点で選ぶことが多いのですが、この銘柄に関してはグロース株として判断が求められることになります。 アトラエ社はIT企業×人材紹介ビジネスで、イメージとしてはエン・ジャパン社やインテリジェンス社がやっている人材紹介ビジネス、転職支援ビジネスを、IT技術者サイトでのマッチングを中心に展開している企業です。 それでは、ここでいつもの通りこれまで投資クラブで重視している企業選択の4つのポイントを確認してみましょう。 ・売上に対する粗利益率、当期利益率が高い会社 ・財務的に安定している会社 ・ROEが高い会社 ・多額の設備投資が必要でない会社 の4点を投資クラブでは重視しています。 1.売上に対する粗利益率、当期利益率が高い会社 -
IT系銘柄は面白い
2016-08-17 14:05フィンテック、IoT、AI、VR、自動運転、ビッグデータ、サイバーセキュリテイなどのテーマに関係するIT系銘柄が循環的に人気化し相場が盛り上がってきた一方で買い疲れも見られます。 テーマで買っても収益が伴わない場合の調整が続く展開も随所に見られます。 ITに絡んだこれらのテーマの本質を理解すれば今後も循環的に物色されるとの期待が残ります。 特に業績に比べて株価がやや出遅れた銘柄については楽しみがまだまだ残っていると言えます。 私が注目している銘柄にはIT系が多く含まれます。上場企業3600社のうち、現在、約150の調査対象IT関連上場企業を選定しておりますが、その中から株価の位置などをチェックしてより厳選していくことで投資成果を高めて頂ければ幸いです。 本日は筆者がロングランで注目しているアドソル日進(3837・東証2部)株が久々に、一時1500円台に乗せてきましたが、IoT -
テーマ株乱舞
2016-04-26 20:29株式相場ではテーマを求めて様々な銘柄に投資家のリスクマネーが集まっています。業績の先行きが読めなくなればなるほどテーマ性が重要になり、行き場のないおカネがうごめく相場となります。 昨年12月からの株式相場はまさにそうした潮流が活発化し、潮流に乗れない銘柄と乗れる銘柄の間で二極化する動きになっています。 最近では忘れ去られた感のある創薬ベンチャーにも物色の潮流が押し寄せています。 ファンダメンタルズを見ると円高基調の中でこれまで相場をリードした輸出関連の主力銘柄が買い難くなってきましたので、どうしても内需系の銘柄に物色の手が動くことになります。 内需系を更に分析するとITを絡めた中小型のテーマに沿った新成長株が人気を集めており、投資家はそうした潮流に乗ろうと懸命です。こうした潮流は輸出 関連や金融系など主力銘柄中心の東証1部市場と中小型内需系銘柄が中心のマザーズ指数との間でも二極化の -
時価総額世界一をめざしたあの企業のこと
2015-07-07 15:35ギリシャ問題を横目に日経平均がITバブル時代の高値を抜いたと話題です。 日経平均2万円台乗せ後の株式相場はどうなるのか? 多くの皆さんが関心を寄せている筈ですが、強気の意見が多いのではないかと思います。2020年のオリンピックに向けた意識とアベノミクスの方向性が明確になっていることが強気の意見につながっているのかも知れません。 街中に足を運んでも外食レストランはそこそこお客さんで一杯だし、景気は上向いている?と感じる人が多いのかも知れません。もしかしたら景気が上向いているという実感がまだない人もいるのかも知れませんが、株高は消費にも少なからずプラスに働くものと見られます。 年金資金を用いた株高施策、いわゆる官製相場に外国人が追随した相場をネガティブに言う必要はありませんが、もうすぐ年金資金も底をつくとの指摘もあり ます。それに代わるのが10月に上場が控えている日本郵政グループのゆう
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