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記事 3件
  • 市場潮流

    2018-01-30 00:39  

     今週(1月22~26日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で176円18銭下落し(率にして0.7%の)、2万3631円88銭で取引を終えました。このところ、隔週ごとに上昇、下落を繰り返しています。  週初の22日(月)、23日(火)と日経平均株価は続伸して始まり、23日には91年11月15日以来、約26年ぶりに2万4000円台を回復して終えました。米国株の上昇、国内企業の好決算期待などが株式相場を押し上げました。  24日(水)からは3日続落。高値警戒感に加えて、円高の進行を嫌気した売りが広がりました。  日経500種平均株価の採用銘柄で週間の上昇率がトップだったのは、千代田化工建設(6366)です。14年秋以降の原油市況の急落、それに伴う大型プラント案件の減少などで、連結業績、株価ともに冴えない展開が続いていましたが、原油をはじめとする資源市況の復調を受けて、主力の液化天然ガス(
  • 市場潮流

    2013-11-25 23:07  
    本日(11月22日)の日経平均株価は1万5381円、前日比16円12銭高となり、週間では1.4%の上昇となりました。前週に7.7%上昇と週間では4年ぶりの上昇率を記録していたため、利益確定売りも少なからず出たようです。  その前週(11月11~15日)ですが、東証が発表した株式売買動向によると、外国人投資家の買い越し額は1兆1720億円となり、4月第2週の1兆 5865億円以来、約7カ月ぶりの高水準となりました。先週の「市場潮流」でも述べましたが、この季節は例年、投信(10月)、ヘッジファンド(11 月)、年金(12月)など海外勢の決算の影響で国内株式相場が調整するケースが多く、今回のこれほどの積極的な姿勢は珍しいといえましょう。  外国人投資家の動向に詳しいストラテジスト宮島秀直氏によれば、2012年までの20年間で外国人投資家の買い越し額が週間ベースで1兆円を超えたのは 4回。いずれも
  • ミャンマー投資について

    2013-06-24 14:20  
    こんにちは、株式会社ZUUの冨田和成です。  既に経済や資産運用に高い関心をお持ちの億近読者の皆様には既知のことかもしれませんが、現在世界中でミャンマー投資への注目が集まっています。しかし、残念ながらミャンマー関連の情報は少なく、また投資可能銘柄のまとめなども余り多くは出回っておりません。  そこで、今回はシンガポールのビジネススクールへの留学時代や、野村バンコクへの赴任時に仕入れたミャンマー関連の情報をもとに、注目集めるミャンマー投資について、 ・ミャンマーの概要とその経済的ポテンシャル ・ミャンマーに投資する海外勢の動向、 ・国内外の関連銘柄についてのまとめ 上記のまとめをお届けします。1.現在のミャンマーの状況と概要  もともとミャンマーは豊富な天然資源や人的資源に恵まれ、東南アジアでも最も裕福な国の一つであったと言われています。しかし、第二次大戦後、1948年にイギリスから独立した