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為替市場動向~遠のいても、消えてはいない?米国利上げ期待~
2015-04-17 12:05予想外に悪かった3月の米国雇用統計で、市場の米国利上げへのコンセンサスは「6月利上げ遠のく」に傾き、早期利上げ期待によるドル上昇には歯止めがかかりました。 ドル円相場は、発表された日がイースター祝日と重なり、薄いマーケットの中、短時間内に、120円寸前水準から118円70銭台へと急落したものの、 118円台は底堅くユーロ売りを中心にしたドル買いで、じわじわと反発、ドル円相場は13日には120円台後半をつけました。 直近では、浜田内閣官房参与の「購買力平価ではドル円は105円程度が適当」発言や、14日発表の米国の3月小売り売上高が期待外れだったことから119円台前半まで下げての動きになっています。 相場は動いたようですが、主に119~121円のレンジ内での上下運動に留まっています。 売られても、じわじわと買い戻される展開です。売られたところでは、日本からの海外直接投資や年金基金の外債
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