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拝啓ステークホルダー様
2017-07-13 02:01
企業には多くの利害関係者がいて、何らかの格好で絶えず見守ってくれています。 株主、従業員(社員)、取引先、顧客、金融機関などの関係者を味方につけて企業は成長の道を歩んでいきます。こうした主体をステークホルダーと呼びますが、経営者はこの存在を意識しながら緊張感をもって経営にあたることになります。 *ステーク(STAKE)は競馬などの掛け金のこと。 ホルダー(HOLDER)は掛け金の保持者、掛け金の預り人ということで、 この2語を合わせて経営学的な意味に解釈すると企業を取り巻く多様な関係 者が企業に投資し、その企業活動による成果から得られる利害を受け取るこ とを意味します。 *ステークホルダーにはこのほか地域社会や地球環境、更には時には競争相手 などを挙げることもあります。 (MBAに乾杯! 越尾英明著(同文館)より) 創業間もない頃は経営者はステークホルダーを身近に感じて
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