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記事 24件
  • まことに自己の名において立つ

    2023-05-31 12:20  

     どんなに資本を投入しても、たとえば、楠浦さんのようなテクノプロデューサーはつくれない。※編集部注:楠浦崇央氏 https://www.techno-producer.com/kusuura/ 何億円をつぎ込んでも、絶対につくれない人は存在する。 結局、資本で買えるのは流通しているものだけ。 CEOの年収が10億円で一般の作業員との給与の差があまりにも違うのはおかしいと思う人もいる。逆に安すぎると思う人もいる。 実際には圧倒的に後者が正しいのだが。 残念かもしれませんが、「接点」=影響力の違いです。 人の経済的価値は他者との接点の数に比例する。(経済的価値オンリーです。人間的価値は誰もが無限) CEOは会社のベクトルを時代の風に合わせるし、拡張しようとする。 さらにそのベクトルは伝播していく。接点が多く反応していく。 ベクトルを受け取った人が好循環をつくりまた影響を伝播すしていく。 よい
  • ダイヤモンドを見つけた

    2023-05-30 19:39  

     「まぶしい!」 先日ある私立中学で投資の授業をしてきた際に感じた私の感想です。 何が眩しいかと生徒さんたちの輝く目です。あと、教壇に立つと発見がありました。それは後半で話します。 金融教育をやっておりますFP遠藤です。 このコラムは投資家向けに書いてますが、もし、身の回りに投資をしていない人がいたら、ぜひ投資を勧めてください。 なんで私がそんなことをいうかというと、国内はもう、空前の投資ブームだからです。電車には新NISAの広告がバーンと貼ってありますし、最初に言ったとおり、意識の高い学校では外部講師による投資の授業をスタートしています。 もしあなたのお子さんの学校では、投資の授業がまだ行われていないようでしたら私遠藤を呼んでください。行きます。 ちなみに、上場企業さんからは「社員向けに新NISAのセミナーをしてほしい」というニーズが噴水のように噴き出してまして、私は準備のため最近朝3
  • 有料メルマガライブラリから(478)「業績伸長が確実な企業がSell in Mayで下げたら、安く買うチャンス」

    2023-05-29 12:32  

     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「業績伸長が確実な企業がSell in Mayで下げたら、安く買うチャンス」 (有料メルマガ第328回・2015/5/5配信号)※2015年5月現在の内容です。留意してお読み下さい。【前略】 株式市場には、理論では明確な説明ができないものの、よく当たるといわれる経験則というものが存在します。これをアノマリーと呼びます。 『セル・イン・メイ(5月に売れ)』もこのアノマリーの一つです。相場には人の心理が大きく作用しますから、金融工学的な理論だけでは説明がつかない現象がしばしば発生します。したがって
  • 二律背反の相場展開

    2023-05-26 12:28  

     世界を代表する投資家であるバフェットさんのご託宣から日本株の上昇は勢いを増し、32年ぶりの日経平均の高値更新となりましたが、皆様の運用成果はいかがでしょうか? ここでの特徴は外国人好みの流動性の高い銘柄に人気が集中していることです。ですから全部の銘柄が上がっているのではないため、息の長い上昇相場が今後も期待されるということになります。 そしてやはりプライム、スタンダード、グロースを問わず、今後の事業展開が面白いと思われる流動性の高い、活発な売買が期待される銘柄に人気が集中していることです。 指標面では出遅れ感の強いテレビメディアなど低PBR銘柄が強く、大手銀行株、大手商社株、半導体関連など日本を代表する銘柄群が強く、投信会社や年金運用会社などプロの運用者、国際分散投資の外国人機関投資家などの投資主体がここでのリード役となっているものと期待されます。 一方においては相場の二律背反性を反映
  • 株価は変動する

    2023-05-26 12:25  

     日経平均もTOPIXも高値更新に至り、投資家のマインドは随分強気に変わって参りました。 株価が上昇すると投資家のマインドは強気になり、株式相場には心地よい風が吹いている状態となります。 反対に下落すると投資家のマインドは悪化することになります。 市場には様々な投資家が参画しており、こうした相場変動の中でどのような運用スタンスを採るべきかを冷静に考えておられるものと思います。 相場に弱気し過ぎでほとんどノンポジションの状態であれば、現在の相場は面白いとは言えませんし、潮流から外れたグロース銘柄ばかりで運用されている方であればため息混じりの展開になっているかと思います。 活躍人気銘柄だけに投資対象を絞っておられるのであれば、この相場、どこまで上がるのかといった関心が続くでしょうが蚊帳の外銘柄や業績停滞銘柄にポートフォリオのコア銘柄を置かれているのであれば、ご自身のポートフォリオの成果改善の
  • 相場環境のよさ

    2023-05-25 22:46  

     日本企業はよくも悪くも欧米企業に比べて横並びの傾向がありました。時代と共に日本の経営者の質も格段に上がってきており、最近では「競合他社はどうしているのか??」という質問をする経営陣はめっきり少なくなっています。 自社株買いと配当を合わせた総還元率では期間利益の半分程度を目安に還元するという企業が珍しくなく、昨年に続いて今年度も自社株買いの枠は兆円単位で相場を下支えしそうです。 積極的な投資家への還元の背景には、昔に比べて銀行借り入れなどのコミットメントラインの設定が長期化できていることもあります。かつてはコミットメントラインも1年の枠であったのが、3年を超える中期的な枠を提供できる銀行も少なくありません。コミットメントラインがあれば、M&Aや経済危機にも対応できるようになります。 しかし、そうはいっても、コミットメントラインには銀行に有利なブリーチ条項が多数ちりばめられており、たとえば
  • 5月28日(日) アイルさんの個人投資家勉強会 ハイブリッド&無料![ASNOVA(9223)&フーディソン(7114)]

    2023-05-24 16:59  

    億の近道も応援する、個人投資家アイルさん主催のオンライン勉強会です。  今回はASNOVA(9223)とフーディソン(7114)の2社が初登壇。 たっぷりの質疑応答時間は勉強会の特徴です。 上場企業トップが登壇して質疑応答できるのはなかなかレアなイベントです。 ご自身が質問しなくても参加者の質問を聞いているだけで参考になります。 ぜひご参加下さい。■日時:5月28日(日)11:40~■場所:東京都内+オンライン■参加費用:無料■内容 11時40分~12時10分 雑談※ 12時30分~14時30分 ASNOVA会社説明会 14時45分~16時45分 フーディソン会社説明会※この内容はアーカイブ配信なし 終了後、近隣の店舗で懇親会を予定しています(実費3~4千円程度)■詳細、お申込みはこちら ⇒ https://tokyo-study-20230528.peatix.com/ 当イベントは、
  • 今年の市場

    2023-05-24 15:26  

     今年の株式市場の特徴としては取引所によるPBR1倍割れ銘柄への改善要求や、バフェット氏が日本株を買い増すとの思惑が広がったことでバリュー銘柄の選別買いが見られるようになりました。 話しは逸れますが、バフェット氏がバリュー投資家であると短絡的に決めつけることも出来ません。特にこの20年ほどはバリュー銘柄への投資は多くありませんから、この辺りは誤解の無いようきちんと研究しておくべきと思います。 増配や自社株買いを増強するなどで株主還元に積極的な対応をする企業が増えており、それらの企業は株式市場できちんと評価されるようになってきました。収益の安定した企業がDOE(いわゆる安定配当)を発表するなど良い傾向になっています。 但し、株主還元の拡大は重要であるものの、やはり株価を決めるのは事業収益の伸びであるはずで、昨年来の資源・エネルギー高による交易条件の悪化と、円安がどれほど輸出企業の事業収益に
  • 顧客本位とは何か?

    2023-05-23 18:41  

     5月12日(金)に、京都信金QUESTIONで開催されたイベント「顧客本位ってなんだ」に参加してきましたので内容を報告したいと思います。 まず最初に講演いただいたのが、「捨てられる銀行」シリーズで有名な共同通信編集委員の橋本卓典さん。 今回、第2部パネルディスカッションで参加いただいた、北國銀行、京都信金の2つの金融機関がどのように顧客本位な体制を築いてきたかというお話でした。 北国銀行は現在ホールディングス社長の杖村修司さんが、2013年の専務時代から大きな変革を起こしたそうです。 行内での変革の合言葉としては「顧客起点か?」ということを大切にして銀行内で起こるあらゆる事を「銀行目線」ではなく「顧客目線」「顧客起点」で再構築しなおしたようです。 営業のノルマも廃止し、収益主義、成果主義から顧客主義へ大きく変えました。 この変革を支えたのは、銀行システムの変革だったそうです。 銀行のシ
  • 有料メルマガライブラリから(477)「バブルは予想以上に長く続くことを忘れず投資判断を」

    2023-05-23 02:20  

     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「バブルは予想以上に長く続くことを忘れず投資判断を」 (有料メルマガ第327回・2015/4/28配信号)※2015年4月現在の内容です。留意してお読み下さい。【前略】 日経平均225も2万円台に乗せてきて、やっと日本株も企業価値を適正に評価する方向に動いてきて良かったと感じるとともに、そろそろアベノミクスバブルも終わるかもしれないという多くの他の投資家の声が耳元に大きく聞こえるようになってきたと感じる、この頃です。 株価というのは企業の『本質的な価値』に投資家の需給という光がさしてできた『影