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株の玉手箱 味付けによる差が出そうな自動運転技術
2019-10-28 18:582017年夏、レベル3の自動運転をアウディが手掛けるとの新聞報道には驚いたが、日系自動運転技術者にとっては大変悔しい想いをしたに違いない。 自動車先進国のドイツなら仕方ないとの考えもあろう。だが日系技術者からすれば技術では負けておらず、規制によるものから苦杯を喫することになったからだ。ジュネーブ条約に縛られる日本やアメリカの道路交通法に対し欧州先進国はウイーン条約がベース。加盟国の少なさから先にウイーン条約が改正され、ジュネーブ条約では加盟国の多さから三分の二の同意が得られず改正出来ないジレンマがあった。 ところが2018年1月には米GMがハンドルやブレーキペダルのないレベル4の車両を2019年に実用化すると発表。同じジュネーブ条約国ながら日本より先行することになる。規制を遵守する志向から日本はどうしても遅れ気味になってしまう傾向があるらしい。州毎に規制を作り完成車メーカーはアメリカ各州
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