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第3次ウッドショック
2021-05-02 01:46
コロナ禍で米国では住宅投資が活発となり、着工許可件数で見ると2月は前年同月比17%増となるなど市場ニーズが高まりを見せているようだ。 こうした状況で、これまで減産傾向にあった米松材への需要が急拡大。欧州など世界の需要も拡大しており、それにコンテナ不足が重なり輸入が滞ってしまい、住宅の基礎資材である木材価格が急騰しているとされる。(詳細は日本木材総合情報センターサイトwww.jawic.or.jp をご覧頂きたい) オイルショックならぬウッドショックの発生だ。 過去2回こうした出来事があったため今回は第3次ウッドショックと言われている。株式市場ではこのことを背景に木材関連銘柄が先般から急騰を演じた。 その代表的な銘柄は宮城県石巻市に本社を置く山大(7426)だろう。 住宅・非住宅向け木材販売や加工、住宅建築を手掛ける同社の株価は2013年に高値3900円をつけてから長期低迷が続いており、
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