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年末に向けた運用上の視点
2021-10-09 00:18
全体相場は米国のテーパリングで波乱の商状。中国経済の動向にも気になる状況で個別株もポジティブな動きが取り難い。 海運株で儲かった投資家もいれば早くも評価損となった投資家もお見えになる筈。悲喜こもごもの個人投資家の皆さんがここからの年末相場に気をつけておく必要があるのは利益金をベースに評価損を合わせ切りするタイミングと手法。 例年通り12月になってから考えるか今のうちに手を打つのか考えはいろいろ。 今年の株価変動(上げも下げも)は11月上旬にやってくる2Q決算の発表前後となるでしょうが、そこでは今年の運用についてもう決着をつけておいた方が良い。まずは過去の累積した実現益をチェックしてみてどの程度の益金が溜まっているのかを確認することから始めてみましょう。 100万円の益金があって一方で評価損が100万円あり株式組入れ比率が80%以上と高いのであれば評価損を実現損に変えて節税に努めるととも -
有料メルマガライブラリから(131)掉尾の一振に期待しつつ、来年の投資戦略をじっくり考える
2014-12-17 23:45有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。 =「掉尾の一振に期待しつつ、来年の投資戦略をじっくり考える」= (有料メルマガ第259回・2013/12/24配信号) ※注 2013年12月現在の内容ですので留意下さい。 【前略】 直近10年間の12月の日経平均株価の終値ベースでの高値日付と、日経平均終値を調べると、10年間中、最終営業日の高値が5回、最終営業日前営業日が 2回、年末高が不発だったのが3回だったようです。年末に向けての株高の『掉尾の一振』の確率は、7割と高い確率となっています。 今年は年初来高値を12月に更新して
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