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資金の有効利用
2023-07-24 16:27
初めにコラムの件で。 昨日版で通算、億近5,000号だったそうです。凄い! 筆者は2008年にお誘いを受けて書き始めましたが、20年以上にも渡り執筆陣の皆さんが「投資啓蒙の為に」協力して書き続けているメルマガって凄いなぁ~、と感じている次第です。 また、主宰の松田氏には執筆開始以来、大変お世話になっています。全ての原稿を読み、推敲し、メルマガを毎日UPされてきた面倒な作業には頭が下がります。20年以上も殆ど休み無しで! 様々なキャリアの方が書いていますので執筆者の得意分野や人となり、その時々の経済環境を彼らがどのように捉えているかなども感じて頂けるのではないでしょうか。私などはこの場を借りて申し上げれば、気分転換で愚痴ばかり書いている故に長続きしたのかも知れません(苦笑)。 飽きずにお読みいただいている読者の皆様には感謝ですし、きちんと調べて書かれている執筆者の方たちにも脱帽です。 元 -
余剰資金の退潮
2022-07-26 13:04
ロシアによるウクライナ侵攻が始まって間も無く5か月になりますが、今後の日本の課題には経済安保とともに食糧安保が大きく関わってくるはずです。もちろんこれは世界的な問題でもあります。 食糧が重要とは言え、日本市場にはこれと言った食料関連銘柄がありません。 加工会社ばかりで、あえて言えば伊藤忠や丸紅などの商社でしょうか。 既得権維持が至上命題の農水省やJA上層部は備えをしているのか。米価高値維持だけが仕事のJAシロアリは恐らく何もしておらず、属ゴキブリと結託して危機を利権に変えられないかと研究しているところかも知れません。 2020年7月頃のメルマガにて、景気回復による資源高によって経常収支の悪化が見えてくれば、いつまでもリスクオフの円高などと言える状況ではなくなるとの思いで円安への懸念を書きました。当時はまだ円高懸念を伝えるエコノミストも多かったと記憶しています。 余談ですが、2011年前 -
有料メルマガライブラリから(374)「いい環境時に、業績を上げると誰もが考える銘柄に投資を行う」
2021-03-26 11:49
有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=「いい環境時に、業績を上げると誰もが考える銘柄に投資を行う」= (有料メルマガ第322回・2015/3/24配信号)※2015年3月現在の内容です。留意してお読み下さい。【前略】 私が運用している資金は、私の老後を支える大事な資金ですから、絶対に減らしたくない資金です。しかし株価は投資環境や景気に左右されて乱高下するものです。だから投資額の増減、キャピタル・ゲインを重視しすぎると間違いを起こしやすいと、過去30年近くにわたる株式投資の実戦で体感してきました。しかし投資環境の良い時には、少しは冒険し -
資金の流れ その2
2020-11-30 16:22今週早々には新たなワクチンの開発、米国連邦政府による政権移行への開始手続きが認められたとのニュースやイエレン前FRB議長を財務長官に指名するなどのニュースを好感してNY市場が買われ、東京市場でも日経平均が640円(約2.5%)も上昇するなど、ジャブジャブの資金が世界の株式市場に流れ込んでいます。 世界の株式市場の60%を占める米国市場のうち時価総額の約1/4がGAFAMですからナスダックも押し上げられますし、日本市場はそのお零れで買われています。 先日もパウエルFRB議長がコロナ禍の中で超低金利と量的拡大を続けると表明し、欧州でも復興基金が成立(政治的な要素あり)すれば、それこそ欧米を含む主要金融当局が向こう数年間のゼロ金利政策をコミットする訳ですから、否応なくバブルは続きます。 そんな金余り市場で、様々な資産クラスの中では流動性が高い株式市場に資金が流れ易いのでしょう。そして株式市場の -
資金の流れ
2020-11-25 14:40はじめから余談ですが、、、普段の生活で気になっているのはゴミ捨て、バイクの騒音、猫の糞です。 最近はゴミ捨て場の不法投棄が増えました。「自分さえ良ければ」と言う住人が増えた故でしょうが、不燃ごみも粗大ごみもゴチャゴチャに出す輩が居ます。是非監視カメラを付けてもらいたいです。中国じゃないですが犯罪抑止にも効果があります。 次にバイク。自動車より先に電動化を進めて欲しいです。10台中7~8台は「ちゃんと車検通しているのか?」と感じるほど煩いです。違法改造バイクがパトカーを振り切って逃げると言うニュースも目にしますが、何せ犯罪に優しい国です。法令作りを怠ることで迷惑を被るのは善良な市井の人達ばかり。 そして猫。近所に数匹の猫を放し飼いにしている家、および野良猫にエサを与えている家があるようです。その猫たちが我が家の庭に糞を残していきます。飼い主の庭ではせず近所の庭で糞をして帰ります。これがとて -
有料メルマガライブラリから(358)「業績上方修正の可能性と流動性の高い企業へ資金をシフト」
2020-11-21 11:33有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「業績上方修正の可能性と流動性の高い企業へ資金をシフト」 (有料メルマガ第502回・2018/10/9配信号)※2018年10月現在の内容です。留意してお読み下さい。― 米国株の上昇に連動して日本株が上げているうちに株価の上昇にインパクトがある業績上方修正の可能性の高い銘柄に資金をシフトして買い増す作業を続けています。そのために9月の配当や優待を取るために買い戻した株で業績上方修正されるかどうか予想が出来ない銘柄を感謝して利喰いしました。配当や優待ばかりではなくキャピタル・ゲインまでいただき利喰 -
大魔神のアンテナ 流れに変化
2020-09-16 15:09ここにきて、9月相場からの流れに変化が出てきたようです。 8月28日、安倍首相の突然の辞意発表があり、それまで株式市場は米国株高でもあったので、堅調に推移していました。しかし、2時を過ぎた時点で5分たらずで日経平均は600円超の下落を演じ、売り優勢の中終わりました。 そして、この下落を期に、物色傾向に変化が見えてきました。その変化の流れは既に米国株式市場で起こり始めていた新型コロナ終息を株式市場が読み始めたことです。 この時期、叩かれ続けていたエアライン関連や飲食業関連、金融株などへ物色の矛先が向かいました。まだ、大きな上昇を示している訳ではないが他の銘柄に比べ下値がしっかりとした動きになっていました。 東京市場において、叩かれ続けていたセクターの中でも、いくつか代表的な銘柄が上昇を示していました。機械株では「日立建機」「クボタ」が新値を更新。今では「ファナック」が連日賑わっています。工 -
滞留資金
2020-09-07 17:07安倍首相の突然の辞任表明には驚きました。体調不良のニュースは広がっていましたが直ぐに辞任する程とは予想出来ませんでした。 このメルマガでも随分と安倍政権の悪口を書いてきましたが、各省庁トップの人事権も握り、歴代最強とまで言われた政権でも改革が進まないほど既得権の壁が厚いことを認識させてくれた政権でもありました。 安倍首相には治療に専念していただくことで、療養中は客観的に政治を見ることが出来る良い機会となりそうです。 そして既に派閥間の人事抗争が始まっているようです。 公職選挙法違反で逮捕・起訴された河井夫妻に選挙資金を提供した(実質的な主導者?)二階幹事長(土建王国和歌山のドン、81歳)が実権を握り続けるようですが、このような老害政治構造が国民(特に若年層)の将来を暗いものにしていると感じます。 一方の野党は依然として心許ない(全く頼れない)レベルですので、暫くは蚊帳の外でしょうか(苦笑 -
有料メルマガライブラリから(346)「安心できる企業の株でポートフォリオの再構築したい」
2020-07-30 14:56有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「安心できる企業の株でポートフォリオの再構築したい」= (有料メルマガ第414回・2017/1/10配信号)【前略】 株式投資にも、人生にも、その後の状況を大きく変える『いざ』という瞬間があります。この『いざ』というときの決断の結果が、株式投資では運用成績を決め、人生においては運命を決めていくのです。 自分にとって一番大切な人生の岐路を決定づける『いざ』というときに、より有利な決断するための冷静さや決断力を身に着けていくためには、株式投資を行うことで行っている決断は本当に役に立つと感じています。 -
顧客の行動から考える残念な3つの資産運用パターン
2020-07-14 01:41最近は、お客様の資産運用のレポートを作成してまとめているのですが、少なからず、資産運用では取れない方が良い行動をとることによって運用のパフォーマンスを悪化させている顧客を見かけます。 そこで、運用のアドバイザーから見て「残念」と感じる顧客の行動パターンについて考えてみたいと思います。1.1年という短期で運用結果を判断してしまう 1番残念なパターンはこれです。 株式というポジションにお金を投じた場合には、運用のリターンは少なくとも5年、できれば10年以上の時間軸で、資産が成長してくことを理解して欲しいものです。 株式運用を開始するお客様には、口を酸っぱくしてこの事について話をしたうえで運用開始するのですが、一定数のお客様は、そうはいっても1年後に資産が増加していないと継続をあきらめてしまう結果になってしまったりします。 先日も、2015年~2016年の時期に、相場が悪く、1年間で運用を辞め
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