• このエントリーをはてなブックマークに追加

記事 7件
  • 大魔神のアンテナ 日経平均では全体相場が見えなくなります

    2020-08-19 23:58  
     前から指摘されていましたが、日経平均の構成上、寄与度の高い10銘柄程度で日経平均の株価が構成されてしまっています。特に「ファーストリティリング、ソフトバンクグループ、ダイキン、テルモ、エムスリー、東京エレクトロン」などで値段が決められているようです。TOPIXでも全体を網羅することは出来ないが、日経平均ほどではありません。 チャート上では、日経平均は、6月戻り高値を示現後に22000円台を中心にもみ合いを演じていました。 しかし、日経225の中心的な主力銘柄は低迷し、ある銘柄は3月時の日経平均が16358円19銭を付けた時よりも安値を更新した銘柄も続出していました。特に7月末及び8月初め近辺に年初来安値を示現した銘柄が多数ありました。 決算評価された銘柄もありましたが、「キヤノン、ニコン、東急、JR東海、三越伊勢丹」など新型コロナの影響も大きいと思われますが、その他でもかなり低水準まで売
  • 大魔神のアンテナ 年後半の株式市場と来年の展望

    2019-12-30 12:57  
     年後半の株式市場は、やはり外国人投資家の独り舞台であったようです。 今も本日発表の投資家別売買動向でも、外国人投資家が小幅ながらも買い越しになっていました。8月、3度にわたる下値確認(20100円台)を経て8月末から反転上昇に転じた時から外国人投資家の買い越しが始まりました。そして、今に至っているわけです。 この12月SQの時に日経平均は年初来高値を更新、24050円を示現した。その上昇幅は約4000円弱と大きく跳ね上がりました。 このような相場を演じることができるのは、外国人投資家だけ。 毎回、このコラムでも指摘してきたが、外国人投資家に付くことが重要だということです。 外国人投資家が買い越しの姿勢になると、必ず「個人投資家」は売り越し姿勢を取る。不思議なことですが、このスタイルは15年前から変わりないことです。超寂しい現実です。 そして、利益を上げている投資家は誰かと言えば、外国人投
  • 最新有料メルマガから「彼岸底の可能性が高くなったら割安株に投資する覚悟」

    2018-03-14 12:51  

     今回は特別に、本日配信の有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」のコラムの一部を掲載いたします。  自立した投資家、石川臨太郎の最新コンテンツをお楽しみ下さい。=コラム「彼岸底の可能性が高くなったら割安株に投資する覚悟」=  (有料メルマガ第473回・2018/3/13配信号) 【前略】  短期投資家は順張りの投資で上がった株価をすぐ利喰いすることが多いです。  中長期軸の投資家にはコントラリアン(逆張り投資家)が多いと感じています。私も自称コントラリアンです。  コントラリアンとは、市場のトレンドの反対に相場を張る投資家のことです。  逆張り投資家とも言われます。  コントラリアンは英語の『contrarian』のことで、人と反対の行動を取る人、反対意見の人などという意味を持っています。  日本企業の株価は、世界の国の株式市場のうち中国とかアメリカとかどこかの国の株価
  • 有料メルマガライブラリから(144)無理をする必要は無いけれど、リスクを管理して株式投資を続けていれば利益を上げるチャンスはめぐって来てくれる

    2015-04-16 12:55  
    有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。  なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。 ==「無理をする必要は無いけれど、リスクを管理して株式投資を続けていれば利益を上げるチャンスはめぐって来てくれる」==   (有料メルマガ第274回・2014/4/15配信号) 【前略】  私はサラリーマンを51歳で卒業し、今年から段階的にいろいろな年金が生活費として入ってくるように、老後の生活設計を実行してきました。  株式投資に投下している資金は、全ての年金が貰えるようになる65歳までは、やはり大事な生活費獲得の元手の一つであり、60歳以降でも大事な老後資金 であることに変わりがありま
  • 30代「当たり前の幸せ」のリアル【住宅とおカネ】編

    2014-04-10 13:18  
    =マイホーム購入が「当たり前」の時代もあった=  東洋経済新報社から3月28日に出版された、いわゆる「当たり前の幸せ」を愚直に追い求めてしまうと、30歳サラリーマンは、年収1000万円でも破産します。 という本の出版記念として、これから本の内容を連載の形態で少しご紹介します。  本文は東洋経済Onlineにて全文公開しています。 それでは第2回は【住宅とお金】編です。  僕たちの親世代に当たる団塊世代の持ち家比率は、なんと86.2%。マイホームを買うことはまさに「当たり前」の行動でした。  実際、親世代がマイホームを買った当時は、今よりも不動産価格が低く、また日本自体が経済発展の最中にあったため、不動産価格は年々上昇していました。 「土地神話」なんて言われていたとおり、仮に売却することになっても、買ったときより高く売れると信じられていたのです。  こういう環境では、マイホームを買うのが「当
  • 有料メルマガライブラリから(67)投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか

    2013-07-03 17:56  
    有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。  なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。==「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」==   (有料メルマガ第82回・2010/7/20配信号) 【前略】  株式市場に参加している投資家も、通算では大きく損をしているけれど、時々大きく儲かることがあるから、株式投資を止められない。こんな投資家が多いの かもしれません。そのおかげで、巨額の利益を求めるためにレバレッジを大きく掛けた信用取引は、絶対やらない。ある程度稼げたら感謝して利喰いして、他の 割安な配当利回りや配当優待利回り(=高インカムゲイン銘柄)の高い銘柄
  • 有料メルマガライブラリから(58)投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか

    2013-04-17 14:35  
    有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。  なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。==「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」==   (有料メルマガ第69回・2010/4/20配信号) 【前略】  サラリーマンを卒業して給料という安定収入が無くなると、生活をするための資金として、不動産賃貸収入とか配当収入などのような安定的に入ってくる資金 が必要になります。株式投資のキャピタル・ゲインは不動産賃貸収入とか配当収入ほど安定的に確保できるものではありません。特に2008年のような経済環 境が強烈に悪化し、投資環境が劣悪になると、ほとんどの株の株価が大きく