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  • 造船不況の中で

    2013-05-14 22:50  
    アベノミクスで日本の株式市場は活況ですが世界的に見ると不況は続いています。特に欧州と中国の動向が関心の的かと思われます。とりわけ造船業界は受注の急減で業界再編の動きが水面下で続いているように言われています。  三井造船と川重の統合が検討されているともされますが、その一方で実に凄い決算を発表した企業もあります。  私の故郷である佐賀県伊万里市に本拠を置く名村造船(7014)です。同社は中堅造船会社としての立ち位置をもっています。伊万里市の風光明媚な湾内に造船所を立地し、人件費の安さもあり韓国には負けないコスト競争力を 有している企業だというのが私の大雑把な知識です。  その名村造船が先週末に発表した2013年3月期の業績は急激な円安効果を受け期中に修正した予想経常利益130億円を更に上回る144億77百万円で 着地したのです。EPSは165.8円(期中計画は144.9円)、一株配当金18円(