-
直近IPOした銘柄の株価下落をどう見るか
2015-08-19 12:15全体相場が堅調に推移する中で直近IPOした銘柄には下落トレンドの株価が見られます。 例えば製造業向け人材関連サービスの平山(7781)の場合は、公開価格2130円に対して7月10日初値は2758円。高値は2783円でしたが上場後約1か月で2031円という安値まで下落しています。 この会社の場合は決算期が6月で13日にその発表を行いましたが、前期は上場時に公表した決算見通しを上回る順調な着地となりました。 今期の見通しも上場時に公表した通りとなり増収増益の基調を維持するという内容でしたが、株価はそうしたことを織り込んでおり、むしろ好材料が出尽くしたと判断したのか、発表後大きく売り込まれてしまいました。 本日の終値は2105円と戻ってきましたが、今期予想EPS150円に対してPERは14倍という水準に留まっています。 上がらないまでも下落する必要のない決算発表でしたが、需給の悪さを物
1 / 1