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記事 3件
  • 日本の農業関連銘柄

    2021-07-07 14:40  

     本日は農業絡みのお話をもう一つ取り上げておきたい。 日本の株式市場には水産業や食品・外食というセクターには数多くの企業が上場している。一方で純粋な農業セクターの銘柄が少ないという状況が見られる。国土の狭い日本で変化の激しい災害も多い自然環境と向かい合っての農業はリスクが大きく非効率なビジネスと捉えられる。 ただ、屋内栽培型のきのこメーカーや種苗会社などの事業規模は比較的大きくなっているが、これらに続く本格的な成長企業は登場していないとの印象だ。 この中で雪国まいたけ(1375・時価1676円)、カネコ種苗(1376・時価1480円)、サカタのタネ(1377・時価3760円)、ホクト(1379・時価1965円)は巣ごもり需要もあって比較的元気なようだ。 食肉、鶏卵の秋川牧園(1380・時価1140円)はECサイトの構築で成長の入口に立っているほか、イチゴ栽培のホーブ(1382・時価938
  • 農業の素晴らしさ

    2019-06-05 13:49  
     筆者の交流は農業分野にも広がっています。 日本の農業は米国との対峙でこの先どうなるのか不安感がある中で農業応援団とも言うべき皆さんとの交流がかなり以前から続いてきました。 今回はそのうちの一人で農業ベンチャーとも言うべき人物から送られてきたメルマガを披露させて頂きます。 この方は元、銀行マンで異色の世界に飛び込んだ熱血漢。上場を目指して資金集めをしたのは良いがなかなか成果が生まれず苦労の連続でしたが、このところ世の中のニーズが味方して業績が向上しつつあるようです。 筆者も昨年は小さな孫を連れて農業体験。ねぎの苗を植えながら汗をかく健康的な1日を過ごさせて頂きました。 農林業や畜産業に関わる上場企業としては、カネコ種苗(1376)、サカタのタネ(1377)、ホクト(1379)、秋川牧園(1380)、ホーブ(1382)、ベルグアース(1383)、農業総合研究所(3541)などを思い浮かべてし
  • 成長戦略の具現化

    2013-05-21 21:14  
    アベノミクスの3本の矢のうち具現化が待たれていた成長戦略が明らかになって株式市場の勢いが増してきました。7月の参院選挙の勝利に向けての怒涛の政策が打ち出されている格好で市場はそれを好感して大盛り上がりの状況です。  為替も円安が更に進展し、1ドル=103円台乗せ。米国からのシェールガス輸入も許可されて、エネルギー価格の上昇に歯止めもかかるとの思惑もプラスになりそうです。  折しも発表されている3月期決算企業の今期の見通しを睨みながら日経平均は1万5000円台乗せとなってきました。どこまでいくかは神のみぞ知る…。  いけいけどんどんで資産を増やすべきかリスクが高いと慎重にいくかで資産の増え方が変わってきますので、運用者の度量や戦略が問われてきます。  私個人的には慎重論を取っていますが、安倍首相の手腕を見てついていこうという投資家が増えていることもあろうかと思います。  先週は全体指数が上昇