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記事 35件
  • 市場潮流

    2021-04-27 01:05  

     今週(4月19~23日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で662円74銭下落し(率にして0.2%の下落)、2万9020円63銭で取引を終えました。3週連続の下落です。 週初の19日(月)は日経平均株価が前週末比2円高と小幅に3日続伸。 しかし、翌20日(火)は国内における新型コロナの感染再拡大、ワクチン接種の遅れなどが嫌気され、前日比584円の大幅安となりました。この日は大幅安にもかかわらず、日銀が上場投資信託(ETF)を購入しなかったことで不安が増幅。 続く21日(水)も同591円安と大幅に続落しましたが、この日は日銀がETFを購入したことで、やや懸念が和らぎました。この日の米株式相場が上昇したこともあり、22日(木)は同679円高と大幅反発。 ただ、23日(金)は、米国のバイデン政権が早期のキャピタルゲイン増税の導入を図るとの観測報道などを受け、同167円安と反落して、一週間の
  • バブル?

    2021-04-26 00:15  

     まず、日本郵政によるオーストラリアの物流会社トール社の一部事業売却に関する記事が経済面にありました。6年前の買収報道直後から「高過ぎる」「郵政が海外企業を適切に運営・管理できるのか」と言った懸念の声が沸き上がりましたが、郵政経営陣は同事業買収を強行し、2年後には早々に4,000億円もの減損処理をするなど迷走を続けてきました。 ひと言、マヌケです。 当時の経営陣が民営化後の功を焦り、且つ政治家は郵政グループを選挙に利用していました。日本郵政(国が6割も保有しているのですから言わば国民資産)を政治家が私物化し、政治に翻弄された無能な経営陣は巨額損失を招きました。 が・・・、誰もその責任を取らない。日本の政治・行政の特徴は、何か悪いことや損失が発生しても誰も責任を取らず、それら負担の全てを現場に押し付ける、呆れるほどの無責任主義・体質にあります。これら全てが老害の為せる業です。 さて、週初は
  • 「お金」について考える~その1~

    2021-04-26 00:13  

     先日、早稲田大学の鎮目雅人教授に「お金」について色々お話を伺いました。 鎮目教授は、経済史の先生で、特に貨幣についての研究について昨年本も出版されています信用貨幣の生成と展開:近世~現代の歴史実証 amazonリンク ⇒ https://amzn.to/3gvQWld 現在みなさんが日常に手にしている「お金」は日本円ですが、これは位置づけ的には法定通貨になっています。 日本銀行法によって強制通用力を持たされているので、日本国民が共通の理解として「お金」だと認識して、信用して利用をしているという仕組みになっています。 今回、鎮目先生と話をしていて気が付いた部分は大きく2つ・「日本円」の信用は、日本国内の産業の価値に基づいている・「お金」はあくまでもツール(道具)であり、「お金」そのものは目的たり得ないということです。1.「日本円」の信用は、日本国内の産業の価値に基づいている これは、私に
  • 投資家Sの今週の注目銘柄 ビーグリー【3981】 SREホールディングス【2980】

    2021-04-23 22:15  

     皆様こんにちは、投資家Sと申します。 2021年1月から億の近道 火曜版に「投資家Sの今週の注目銘柄」を掲載頂いております。 本連載は、創業(1964年)半世紀を超える投資日報社が、毎週月曜・木曜に発行を行っております、”投資日報 α”(月曜版)に掲載しております。 先週迄で2月・8月決算企業の決算発表がほぼ終了しました。 この時期の決算発表は小売り企業が多いのが特徴ですが、今期見通しにかなりの差が出ております。 筆者は、前年度は外出自粛による特需に沸いた、食品スーパー株に注目しております。今期は減益予想の会社が多いですが、日本のダラダラと続くコロナ対策を見る限りでは、アフターコロナは遅れて、案外ともう1年くらい好業績が続くのではと思っております。7月以降に発表される決算に注目です。 今回は、2021年4月中旬までに掲載を行った、2銘柄についてご紹介させて頂きます。■ビーグリー【398
  • 有料メルマガライブラリから(378)「この下落に備えていた投資家にはチャンスが増えたと感じる」

    2021-04-23 22:13  

     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい=「この下落に備えていた投資家にはチャンスが増えたと感じる」=  (有料メルマガ第470回・2018/2/20配信号)※2018年2月現在の内容です。留意してお読み下さい。【前略】 業績上方修正をして増配を発表しても株価が下げてしまう企業が散見されるようになりました。 去年までは、なぜこの企業の株が上がるのか理解できないのに株価が大きく上げる企業がたくさんありました。そしてこの2月からはこの企業の株がなぜ下げるのか理解できない企業の株が大きく落ちています。 このような大きな下落が起きた時は、しばらく下げ
  • 紙幣制度の崩壊

    2021-04-23 22:09  

     1万円札、5000円札、1000円札といった紙幣は私たちの生活になくてはならない存在です。 皆さんご存知の通り、2024年に予定されている新紙幣には日本の社会経済の礎をつくってきた3人の新たな顔が登場することになります。 1万円札には「資本主義の父」とされる渋沢栄一、5000円札には津田塾大学創設者の津田梅子、1000円札は「日本の細菌学の父」北里柴三郎が予定されています。20年ぶりの新紙幣登場まであと3年に迫ってきました。 そこで今日はお金にまつわるホットな話。 現金を使わないキャッシュレス社会に向かいつつあるとは言え、私たちの多くはこれまで紙幣との付き合いに慣れてきました。紙に印刷された紙幣やアルミや銅などでつくられた小銭で支払うのがまだまだ当り前の社会体制であろうかと思います。 少なくとも現金(信用の証明)がないと普段のちょっとした買い物もできませんし、サービスも受けられませんね
  • 決算シーズン、決算ファイトの時期になってきました。

    2021-04-22 12:07  

     昨日、「ゴールドマン・サックス」「JPモルガン・チェイス」の決算発表がありました。 ゴールドマン・サックスは2%超の上昇、半面、JPモルガン・チェイスは下落と評価が分かれました。業績内容は両企業とも市場予想を上回る結果になったものの、今後の費用対効果が良いか?悪いか?で評価が分かれたようです。 今後も米国では決算発表が本格的に始まります。その中での各企業への評価は今後の見通しをどのように見ているのかが重要なポイントになります。 この決算発表時期は米国の証券会社の調べによると、多くの投資家、90%以上が決算発表を挟み、1週間前後には投資活動を行っているとの調査結果もありました。市場・個別銘柄の動きが活発化すると言われています。 大型株でもストップ安・ストップ高と大きく変化する時期です。過去に決算発表で「アドバンテスト」がストップ高、ストップ安を演じたことがありました。その後の動きを決算日
  • 市場潮流

    2021-04-22 12:06  

     今週(4月12~16日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で84円69銭下落し(率にして0.28%の下落)、2万9683円37銭で取引を終えました。2週連続の下落です。 バイデン政権の積極的な財政拡大や新型コロナのワクチン接種の促進などを背景に、米国株が堅調に推移しましたが、日本株は一進一退の展開となりました。 日本株の上昇を支えたのは、1)堅調な米国株の動向2)世界経済の回復を背景とした国内主要企業の業績改善期待などです。 一方、日本株の足を引っ張ったのは、1)変異株ウイルスの蔓延など国内における新型コロナの感染再拡大2)国際的にみたワクチン普及の遅れ、経済活動の再鈍化懸念3)4月16日の日米首脳会談を控えた模様眺め機運などです。 先週、好決算を発表したかに思われた安川電機(6506)は週初から急落して始まりました。材料の出尽くし感が主因とみられますが、先週も述べましたように、今後
  • 億の近道通算4500号配信記念プレゼント企画!

    2021-04-20 13:09  

     いつもご愛読ありがとうございます。 億の近道は先週金曜日配信号で通算4500配信となりました。 これを記念して、プレゼント企画を行います!! アンケートにお答えいただき、ご応募ください。 [プレゼント1]応募者全員プレゼント! 有料メルマガ「炎の投資情報」最新2021/4/19号(炎氏) ※炎のファンドマネージャー氏より特別に提供いただきました。   詳細⇒ http://www.honohfm.com/ [プレゼント2]抽選で各5名様にプレゼント! アンケートでご希望の賞品をお選びください。複数選択も可能です。 1)四季報の裏側セミナー5 動画視聴権(ガチャ氏×YEN蔵)   詳細⇒ https://vimeo.com/ondemand/shikiho05 2)有料メルマガグロース&バリュー銘柄発掘情報4月6日号(水島寒月氏) 3)炎チャンネルスペシャル2第1回動画視聴権(炎氏)  
  • 株の玉手箱 『着眼大局着手小局』(No.18)

    2021-04-20 01:20  

    ~相場の観測~【週足】参照 =基調維持=※チャートを用いた説明は、こちらにて掲載しております。https://1376partners.com/content_page/13077 前回「高値更新がポイント」(記:21/3/12)では、以下のように述べた。「高値(Q)30,467円から安値(R)28,743円(3/8)までの下げ幅1,724円は昨年3月の反動安値幅1,728円に急迫し重要値幅ギリギリで踏みとどまっていることから時間を掛けずに高値を更新するか否かが焦点となる。更新は基調の維持となり再び上値を追う経過となる。ただ、基調の維持には直近の安値28,743円(3/8)の維持が重要となる。」
    とした。 実際には、高値(Q)30,467円からの反落の安値28,405円(3/24)までの下げ幅が2,062円と前騰落幅1,728円から拡大した。 よって、現在は高値(Q)30,467円と安値