-
株価低迷銘柄研究
2023-08-02 16:19
指数自体と個別高配当利回り、低PBR銘柄群の株高で運用成果を高めた皆さんは利益確定されて、次の展開に備え様子見の状態かも知れません。 全体相場は多少調整含みの展開ながら、相変わらず先高感は残っていますので、押し目があるとすかさず買われます。先週末の日銀の政策変更ニュースは市場を駆け巡り、日経平均は乱高下を見せましたが、すかさず元に戻る展開を見せました。 今週は週初の1日だけが7月で、火曜日からは8月となります。 ここからはまた四半期決算発表のラッシュ。為替が円安となる中、値上げラッシュの一方で原材料価格は既にピークアウト。コロナ後の需要回復なども踏まえ、足下の業績は堅調。明るい中で相変わらずの先行き不透明感を企業はメッセージとして伝えてくるかと思われます。 こうした中にあって投資家の皆さんは少しでも運用成果を高めようとされているものと思われます。基本的な株式相場の潮流は変わらないとして -
不人気直近IPO銘柄群にお宝を発掘(その1)
2022-11-04 15:14
ハイエンドゴルフアパレルブランドを展開するキューブ(7112)の場合 10月7日にハイエンド向けゴルフアパレルブランド「MARK&LONA」を展開するキューブ(7112)が東証グロース市場に上場。公開価格2140円に対して初値は2190円。その後の高値が2275円(7日)、安値1453円(18日)で先週末は1823円の終値。 発行済み株式数は607万株で時価総額は110億円。 今期予想経常利益8.1億円(+18%)に対して13.5倍と見た目では割高感があるためか公開価格に比べ時価は下落しており、人気に欠けている。 ただ、公表済みの2Q決算の進捗率は高く今12月期通期業績は上方修正の余地があると考えられる。 2020年12月期から今12月期の業績予想は以下の通り。 2020.12期⇒2021.12期⇒2022.12期予想[売上高] 26.1億円⇒39億円(+49%)⇒52.5億円(+35 -
誰も見向きもしない気になる銘柄
2019-07-03 01:44出来高が細くなってしまいインパクトに欠ける値動きが続く銘柄には投資家はあきらめの境地となり、出るのはため息ばかりということになり兼ねない。 3700余りの銘柄の中にはそうした存在に陥ってしまった銘柄も多い。 業績が停滞し、先行きが見えない中で時価総額が20億円を下回り、投資家の関心が高まらず売りも買いもできずにいる存在感のない銘柄ながらどこかに何がしかの魅力を備えている銘柄を敢えて本日は取り上げてみたい。1.アルファ(4760) ダイヤモンド・ザイではテンバガー銘柄として取り扱われているが全く動きはない。ただ、1620円には2100株の売り、1615円には700株の売り指値が出ている状態。買いは1580円前後に入っているだけで睨み合いが続いている。 時価総額は約13億円。今8月期の会社側の予想経常利益は2.3億円ながら四季報は1.4億円と下方修正を示唆。中間期の業績進捗が通期見通しに対し -
Qボードの日創プロニティ(3440)は買いなのか?売りなのか?」
2019-01-24 21:05福岡に本社を置く日創プロニティ(3440)は本体で展開する建築材料の金属加工業をメインにゴム加工や空調機器を製造販売する企業群で構成される。2016年8月期をボトムに業績は今期で3期連続の増収増益が見込まれ数字面での非の打ちどころはないが、株価は不人気のままだ。 Qボード銘柄というのが不人気の原因なのかそれとも何か別の理由があるのか、興味深い。 時価758円は今8月期予想EPS135円に対してPER5.6倍。 実績PBRは0.6倍といったところ。 取材は受けてくれるがIRもほとんどやってないのが株価の評価を下げる要因になっているものと見られる。 昨年の1月高値1230円から4割以上も下げた水準で上値が重い状態となっていて戻り待ちの売りが出やすい状態。 2016年のボトム493円安値からの上昇トレンド相場が1230円高値でピークを打ったのかどうか悩ましい位置にあるが、個人的に -
まったく動きがないか低迷状態にある銘柄の研究
2014-07-08 21:281.再生医療のメディビックG(2369) 筆頭株主の売り物が続くメディビックグループ(2369)の株価は310円前後での推移が続いています。500万株所有していた筆頭株主が市場の内外で 売却しているためなかなか上にいかない展開ですが過去の値動きを見ていますとその月の前月の安値から20から30%程度の上昇は毎月続いていますので7月 も350円から380円程度までの値動きが期待されます。 6月の安値297円から30%上がれば386円。一般的には350円から360円程度がターゲットとなるかと見られます。 筆頭株主の持ち株比率は既に5%以下になっており、公表されなくなりましたが、恐らくかなりの株数が市場の内外で売却されていると見られます。 問題は新たな投資家のスタンスです。 短期の売買ではなく中長期スタンスで投資家が買っていないと、またすぐに短期の売りが出てきて頭が重くなる可能性がありま -
株主から文句が出そうな無関心銘柄
2014-06-24 23:56株は上がるか下がるか、それを見込んで売るか買うかなのですが全体相場は14000円割れから15400円まで戻って、先週末は小一服で終わりました。一気にはいかないのですが、ようやく戻ってはきたかなというところです。 ここからの強気の意見は昨年末の16300円を突破して18000円程度まで上がるというもの。 中立的にはこのあたりから戻り売りに押される展開となりしばらくは15000円台固めの展開となるというもの。 弱気の意見ではここが戻りの限界で再び14000円台割れまで売られるという見方。 強気の意見はアベノミクス相場がまだ続いているほか海外株高がまだ続くという意見が背景にあります。株のことだから上がったり、下がったりで絶対はなく、今後も相場の流れをよく吟味していきたいところです。 指数が上がれば個別は弱く、指数が停滞すれば個別株が動くという好循環が見られる点に注目したいと思います。特
1 / 1