-
投資アイデアの創出その8 アイデアを出す際の原則を決めてみる
2019-10-19 02:46■ 株式投資のアイデアの生成過程についての連載を続けています ■ 闇雲にアイデアを出すよりも、まず、アイデアを出す際の原則を決めてみることです。 「アイデアの筋」なるものを前号で紹介しました。 アイデアの筋とは、アイデアの分類ということでした。ステップ1) アイデアのA分類)市場や産業の動向。拡大する市場や産業はどこ?という原則。つまり、伸びる市場はどこなの?なにが伸びるの?といこと。ステップ2) アイデアのB分類)産業間や市場間の闘いや産業内や市場内の闘いの趨勢はどうなるの?という原則。対象企業の市場占有率はどうなるの? どの企業のシェアが上がるの?という問題。ステップ3) アイデアのC分類)対象企業のコストダウン余地は?付加価値をどう価格に反映できるか?というコスト競争力やテクノロジーのロードマップに関するもの。対象企業のコスト競争力やテクノロジーの高さを評価しましょうという問題。この -
日本でトップクラスの低PER銘柄
2014-02-18 18:46百花繚乱の株式市場。好業績だから買われる訳ではなく業績が赤字でもどんどん売り込まれる訳でもなく、個々の銘柄ごとに様々な値動きや評価が見られます。 株価の位置は歴史的安値からどこまで上がったのか、直近安値からどこまで上がったのかなどで位置が確認できます。 現状が低PERだというのはたとえ株価が上昇傾向にあるとしても評価では低水準に放置されているとも言えます。 現在700円台という株価水準にあるA社は今期経常利益が8割もの増益が見込まれるなど好業績銘柄の代表的存在です。PER4.9倍、実績 PBR0.59倍、配当利回り3.2%、配当性向16%であれば、自然体で買いが入ってくる筈なのですが、今のところ人気化する兆しは感じられません。 現実に低PER銘柄でもなかなか株価が上がらないのはどこかに問題があるものと推察されます。この問題点がクリアになれば株価は上昇に転じることになると考えられます
1 / 1