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投資のモノサシ
2020-11-04 17:37多くの投資家にとってなじみのあるPER(株価/EPS)という投資のモノサシ(尺度)がある。 モノサシと言っても最近あちこちで店舗ができ始めた事務キチのような文具店で売っている訳ではない。皆さんの頭の中にある投資する際の参考となるスケールだ。 株式市場の歴史の中で多くの投資家に使われてきたこのシンプルなモノサシは壊れていて使い物にならない。企業の先行き(足下の収益、将来性、衰退か成長か)がとても不透明なためだが、投資家が発行済みの株式のうち、市場内で浮動している株式を売り買いする際にその判断材料とする場合の尺度(他にPBRや配当利回りがある)の一つであるが、コロナ禍で足下の利益が見えない時代なのであまり当てにならないモノサシとなっている。 シンプルな投資尺度であるPERが銘柄ごとに違っていることはご存知の通り。企業の収益性や成長性には違いがあるからPERも違っていて当然。 現在の市場全体の
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