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株価は変動する
2023-05-26 12:25
日経平均もTOPIXも高値更新に至り、投資家のマインドは随分強気に変わって参りました。 株価が上昇すると投資家のマインドは強気になり、株式相場には心地よい風が吹いている状態となります。 反対に下落すると投資家のマインドは悪化することになります。 市場には様々な投資家が参画しており、こうした相場変動の中でどのような運用スタンスを採るべきかを冷静に考えておられるものと思います。 相場に弱気し過ぎでほとんどノンポジションの状態であれば、現在の相場は面白いとは言えませんし、潮流から外れたグロース銘柄ばかりで運用されている方であればため息混じりの展開になっているかと思います。 活躍人気銘柄だけに投資対象を絞っておられるのであれば、この相場、どこまで上がるのかといった関心が続くでしょうが蚊帳の外銘柄や業績停滞銘柄にポートフォリオのコア銘柄を置かれているのであれば、ご自身のポートフォリオの成果改善の -
ゴールデンウィーク期間内の自由研究 ~気になるコード番号末尾2ケタ<17>の銘柄をチェック~
2023-05-10 12:18
ゴールデンウィークも終わりましたが皆様いかがお過ごしでしたか? さあ、今日からまた新たな株式相場のスタートです。 お休みの最中に懸念された海外株式の波乱も一過性となり、休み前に強かった日本株が更に強くなるとの期待の中での週明けの株式相場であったかと思います。 今週はいよいよ決算発表のラッシュとなります。 ゴールデンウィーク期間に銘柄研究された皆様もお見えかも知れないですが、本日は3800もの銘柄の中で一定のコード番号で絞って自由研究風にチェックしてみましたので、参考までにご報告したいと思います。 とにかく3800もの銘柄が株式市場には上場していますので、全銘柄の業績をチェックするのはなかなか至難の業です。そこで今回、末尾が17の銘柄にしたのは、今、メジャーリーグ、エンジェルスで大活躍中の大谷選手の背番号17に因んでピックアップしたためです。 一体どのくらいあるのかと思いましたが、案外少 -
株の船旅を楽しむ
2023-03-09 01:47
旅する感覚で株式投資を楽しんでおられる皆さんがこのところ増えてきているようです。 億の近道が松尾芭蕉の奥の細道からネーミングされたことをご存じの方なら株式投資がそうした感覚で楽しめることを理解されているのかも知れません。 そうは言っても旅にはハプニングがつきもの。 不慣れな旅には名ガイドが必要です。ツアーコンダクターとはその旅を明るく元気にしてくれる役割も担います。 そうした旅の感覚で行う株式投資を実践してもらおうと筆者は先般から株の船旅のツアコンを始めました。 鉄道や車なら途中下車もOKですが、船旅となると一定期間は船の中。構築したポートフォリオ(クルー)とともに全世界を旅する感覚で楽しむ皆さんが本来の株式投資の醍醐味を感じて頂こうとモデルポートフォリオを提案し、その成果をお楽しみ頂きながらの株の船旅。 1月30日に晴海桟橋から船出した豪華客船トリトン号は現在、最初の寄港地博多港に向 -
有料メルマガライブラリから(465)「どのように自分の株式ポートフォリオを構築していくか」
2023-02-27 13:57
有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「どのように自分の株式ポートフォリオを構築していくか」 (有料メルマガ第91回・2010/9/21配信号)※2010年9月現在の内容です。留意してお読み下さい。【前略】 投資家の経済状態や資産背景などによって、資産運用のポートフォリオは当然に変わってきます。そして、投資家自身の経済状態や資産背景は、投資家自身でなければ正確には把握できません。また、投資家の性格によっても投資対象は変わってくると考えます。 すべての投資家の参考にはならないかもしれませんが、利用できるところをピックアップして使って -
春の足音
2023-02-11 16:25
冬の寒さがまだまだ続きますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。 寒いとは言っても春の足音が聞こえる今日この頃です。各地の梅園では梅の花が咲き始め、ほのかな香りが漂っています。 株式相場も三寒四温ながら春の到来を待ちきれずに出動する元気な投資家のアクションで戻り相場が見られます。為替はあれほど円安に向かったのにもう円高に傾く始末。 食品や電力など物価上昇が伝えられる中で比較的相場が底堅いように感じられるのは原油価格の落着きや為替の円高で実際には再び物価全体も落着くとの読みが働いているためなのか、それとも株価が4分の1にまで落ち込んだテスラ株が8割も一気に戻ってきており、NYダウに比べ戻りの鈍かったNADAQの反転上昇機運が高まりつつあるように感じておられる皆さんも多いのかと思います。 まだ上値が重い展開ながら売り物がちとなっている銘柄に対してもそろそろ様々な投資視点からポジティブな評価に -
株価が2倍化するための条件
2023-02-03 18:28
株価が上昇するためには基本的には業績向上が不可欠。 つまり過去の業績推移と直近の四半期業績推移と今後数年間の業績見通しを吟味しながら株価の上昇トレンドを想定して行く必要がある。 テンバガーにはならなくても2倍以上になる可能性のあるいくつかの銘柄をピックアップしてみて、まずはしっかりと業績動向を確認、吟味することから始めてほしい。 過去年間通じて2倍化する銘柄はたくさん出ている。 株価が2倍になるなんてとあきらめてはいけない。 銘柄研究をしながらその可能性を探って頂きたい。 ポートフォリオだから銘柄や業種の分散を図り、できれば時間の分散も図りながらリスク分散して年間を通じてがちな損失を抑制して頂きたい。 有望なポートフォリオ組入れ候補銘柄をピックアップする際には株価の位置も重要な要素となる。いくら業績の見通しが明るくても株価に既に織り込まれているのであれば2倍化するのは至難の技である。 -
直近構築したポートフォリオから市場の潮流を探る
2022-09-07 21:53
有料メルマガ向けに高配当利回りの6銘柄で構築したポートフォリオを6月末にスタートさせましたが、2か月経過してベンチマークのトヨタ(7203)やTOPIXに対してアウトパフォーム。 既に直利10%以上の運用資産評価となるなど好調です。 このところ市場は明らかに主力大型よりも中小型株や高配当利回り銘柄に関心を寄せている証拠だと感じています。 1月26日にスタートした前回のポートフォリオ(下記参照)ではオークネット(3964)がリード役になって全体の成果を高めた結果となりましたが、今回は6つの高配当利回り銘柄の中でアクセル(6730)が一気にアクセルを踏み800円以下から1000円台乗せまで上昇。それを追ってセイファート(9213)が900円以下から先日は1500円台まで急騰を演じていました。既に6銘柄のすべてがプラスゾーンに踊り出ており、運用期間となる来年5月までの結果がどうなるのかメル -
株式雑感~ポートフォリオ構築のススメ~
2022-07-06 15:43
なかなか調整局面から脱してこない株式相場。 投資家の事情で割安銘柄の株式に容赦のない売りが出ています。 それでも私の周りには割安になった株式をコツコツと投資されている投資家の皆さんがおられます。コツコツ投資は株式投資を楽しむ皆さんにとってはとても良い手法です。 株を溜め込み過ぎて、結果として評価損を抱えて四苦八苦されている皆さんも多いのかも知れませんが、ご自身の信念に基づいたコツコツ投資で良い成果が生まれれば幸いです。 私は現在、多くの関係者にポートフォリオの構築提案をしています。 特に配当利回りの高い(5%以上)数銘柄を集めたポートフォリオを構築してご関心のある皆様に提案しています。既にそのポートフォリオがローンチしましたが、来年の5月までの期間でベンチマークであるTOPIXをどれだけアウトパフォームするのかをわくわくしながら見守ることにしています。 本年1月27日にスタートした6銘 -
有料メルマガライブラリから(423)「暴落時には、利益を上げ続け株主還元を続けている企業を選ぶ」
2022-04-14 16:39
有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「暴落時には、利益を上げ続け株主還元を続けている企業を選ぶ」= (有料メルマガ第381回・2016/05/1731配信号)※2016年5月現在の内容です。留意してお読み下さい。【前略】― あいかわらず上にも下にも大きく動く日本の株式市場です。あまり短期的な資産の増減に一喜一憂しないようにして、機関投資家のように短期的な運用成績で縛られる必要が無いというアドバンテージを活かして、淡々と投資を実行していくことで未来に備えたいと考えて投資を継続しています。 ― 暴落時は、いろいろな強みのある多彩な企 -
銘柄選定条件
2021-05-27 02:15
決算発表もほぼ一巡し、多くの投資家が企業分析に邁進されているものと拝察致しております。 皆様の有望銘柄企業選定作業はいかがでしょうか。 億の近道に集う皆様が真摯に企業分析に邁進されている姿を思い浮かべると頭が下がります。 大企業ではトヨタやソフトバンクGの決算内容がピカ一でしたが、中堅どころの銘柄にも期待できそうな銘柄が結構出ている一方で株価はどういう訳か冴えない展開となっているようです。こうした株価変動はむしろチャンスと捉えたいと思います。 前期実績と今期見通し、中長期計画、材料性など様々なポイントを吟味しながらご自身で有望銘柄を選定され究極的にはポートフォリオの構築に至る。 株式相場は高値から安値に向かう局面、安値から高値に向かう局面に二分されます。現在の株式市場は多くが高値から安値に向かっている局面かと思われます。 どこまで株価が下落するかはそう簡単には分かりませんが、過去のテク
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