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創薬ベンチャーの悩み
2021-04-07 11:37
創薬ベンチャー企業、モダリス(4883)をめぐり有名な個人カリスマ投資家が行ったロックアップ解除前の株売り抜け後の対応が話題となっている。 株式市場では上場前にしかるべきファンドや個人エンジェル投資家などに株式を保有してもらうことになるが、その前提となるルールが予め決められていることは引き受ける投資家には自明の話で上場後半年間は売ることができないというロックアップ期間内での売却ができないというのは予め説明を受けている筈。 今回のカリスマ投資家は若くして100億円以上の資産をつくったとしてメディアでも有名なのだが、このことを知らずに上場後割当られた株式を売ってしまい、それが後で発覚して会社側が驚いて発表に至り、それに対応してこのカリスマ個人投資家も一定の計算で得られた利益のうちの一部を会社に返還するとしているのだ。 モダリスは東大発の遺伝子治療薬の創薬ベンチャーとして2020年8月にマザ
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