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記事 32件
  • 年金の状態がわかる!5年に一度の『年金財政試算』

    2014-07-31 18:14  
    今回は皆さんが納めている、年金の本当のお話です。  旧社会保険事務所のあまりにもずさんな年金記録が発端に「年金不安」が叫ばれて久しいですが、年金そのものの財政についても 「納めていても、将来は貰えないのではないか?」 などの不安が常に消えません。  今年平成26年は、そうした不安にこたえるための5年に1度の年金財政を計算する年になっています。 (そもそも何故5年に1度しか計算しないのかもよくわかりません。重要な事であれば毎年確認のために計算しても良いような気がします)  その年金財政検証の結果が先月6月3日に発表されています。  5年前の財政検証についてもこのメルマガで解説しました。http://www.okuchika.net/?eid=3582  今回の財政検証は5年前の「超楽観的」な検証との批判を反省してか、かなりのパターンを検証しています。http://www.mhlw.go.jp
  • 孫子の投資法 敵を知り己を知る その6

    2014-07-30 13:00  
    本連載を初めてお読みになる方は<孫子の投資法その1>を先にご覧ください。 http://okuchika.jugem.jp/?eid=4482 ■勝利を得るためには五つのことがある。 1)戦ってよい時と戦ってはいけないときをわきまえていれば勝つ。 2)大軍と小勢のそれぞれの活用法を知っていれば勝つ 3)上下の人々が心を合わせていれば勝つ。 4)よく準備をして油断をしている敵にあたれば勝つ。 5)将軍が有能で主君がそれに干渉しなければ勝つ。  基本は「戦わずして勝つ」ですから、大半は「戦ってはいけない時」になります。  戦っていいのは、「絶対相手に勝てる」と確信を持つことができるときと、相手が攻めてきてどうしても守らなければならない時です。ただし、後者の場合 は、もし相手に勝つことができないと判断したときには、迷わず退却すべきです。退却は立派な戦術の一つで、決して恥ではありません。退却する自
  • 有料メルマガライブラリから(112)投資家の恐怖が急速に膨らんで株価の調整色が強まってきています。個人投資家が踏ん張り切れずにセリングクライマックスが近づいていると感じます。

    2014-07-30 12:56  
    有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。  なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。 =「投資家の恐怖が急速に膨らんで株価の調整色が強まってきています。個人投資家が踏ん張り切れずにセリングクライマックスが近づいていると感じます。」=   (有料メルマガ第231回・2013/6/11配信号) ※注 2013年6月現在の内容ですので留意下さい。 【前略】  高値覚えで、高値から下げてしまうと、まだ買値より高くても売れなくなってしまう投資家がよくいます。私も昔はそんな投資家の一人でした。しかし長年投 資を続けているうちに、高値から下落していても、より有利だと自分が判断した銘柄にシ
  • 地味株で成果を上げる

    2014-07-30 00:40  
    敢えて銘柄名は出しませんのでデータを見て推察頂きたいと思いますが、私は今、地味株を密かに研究中です。数字だけを掲げておきます。次回で明らかにします。 【東証1部のA社】  今期業績計画は売上高212億円、経常利益14億90百万円、EPSは45円、一株配当10円という企業です。PERは7.6倍、PBR0.44倍、配当利回り2.9%です。  時価総額は87.8億円、無借金経営の優良企業ながら知名度は低く、株価は人気薄です。ところがその会社の株価は6月に入って上昇傾向に入ってきまし た。スタート時点からはまだ10%余りの上昇に留まっており、アベノミクス相場にはまだ乗り切れていません。地味株の典型のような銘柄ですが、果たして今 後の株価の行方は・・・?8月7日に第1四半期決算の発表を予定しています。 【機械セクターのB社】  ロボット関連銘柄なのに地味な銘柄もあります。投資家へのアピール不足なのか
  • 先読み投資術

    2014-07-30 00:38  
    四半期決算が発表されるようになって忙しくなったと実感している投資家の皆さんにとって3月期決算企業の第1四半期の発表はどのように映っているでしょうか?  お手持ちの銘柄の第1四半期は8月上旬に集中しているかと思います。第1四半期決算は年間の4分の1に該当し、期初に示している通期計画の進捗度がどの程度なのかを見て通期を占うことになります。  多くの企業はいくら第1四半期が好調で進捗が良くても通期を変えるまでには至らないと考えられます。  また、多少悪くても通期を変えないままにするケースが多いのかと思います。  こうした第1四半期決算の発表前の株価評価と発表後の株価評価では内容によってかなり違ってきます。  第1四半期が良かったとしても通期を変えないのであれば、株価にはさほど変化はないのかも知れませんが、当然のごとく企業はその好調の背景などを短信で コメントします。更には第1四半期が良くて通期を
  • 市場潮流

    2014-07-28 12:29  
    今週(7月22日~25日)の東京株式市場は、日経平均株価で242円、率にして1.6%上昇しました。  底堅い動きではありますが、膠着感が強まっているのも事実です。7/25付日経新聞の記事によれば、世界の主要な株式・債券・為替市場で「夏枯れ」状態が生じていると報じています。  日経平均の将来の値動きの大きさを示す日経平均VIは約7年半ぶりの低水準であり、米S&P500種株価指数の予想変動率を示す米VIXも19年ぶりの 小幅な値動きとのこと。さらに、ドル円相場も過去100日の変動率が2.5%まで低下し、これは30年ぶりの低水準。米国債も同じような状況。  米ゴールドマン・サックスのエコノミスト、ドミニク・ウィルソン氏によると、「米国の株、債券、為替の変動率が同時にここまで低水準で推移したのは、71年のニクソンショック前の60年代にさかのぼる」とのことです。歴史的な膠着状態ですね。  米国株の上
  • バックナンバーから「効果的な組み合わせ」

    2014-07-25 12:36  
    街のコンサルタント氏の過去配信ライブラリから、コラムを再編集して掲載いたします。  なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。   (億の近道・2012/10/18配信号) ※注 2012年10月現在の内容ですので留意下さい。 【前略】  さて、金融商品に関する記述につきましては毎回複数のコメントを頂戴しますので、おさらいの一環として、投信について以前に書いた続編を書きます。初歩的なことばかりですので詳しい方はお読みいただかなくて良いかと思います。  ここ数年は利回りの高い外国債券等に投資するファンドが多くみられます。海外の配当利回りの高い株式に投資するものやREITなども多いようですが、2000年代に入ってからの主要ラインナップはその殆どが「好利回り」を謳うファンドです。  1990年代後半から国内の円金利が急激に下がり、定期預金にし
  • 為替市場動向~地政学リスクありながらの夏休み相場に?~

    2014-07-24 13:36  
    暦の上では今日は大暑ですが、市場の方は概ねクールな展開です。ウクライナ情勢、中東情勢が伝えられると反応するものの方向性に著しい変化は見られませ ん。いつものことながら、米国の主要イベント(7月月末のFOMC)や主要経済統計(8月月初発表の7月雇用統計や第二四半期GDP)待ちか?という声も 聞かれます。地政学リスクを懸念しつつも、夏休み要因も重なり、引き続きレンジ相場が続きそうです。  6月末からの主要通貨の上昇トップは、利上げをした南アフリカ・ランド(+0.6%)、下落トップは利下げしたスウエーデン・クローネ(-2.4%)です。そのほかに上昇した通貨はシンガポール・ドル、メキシコ・ペソにブラジル・レアルでしたが、微小な上昇率でした。  米ドルの価値を、対貿易取引国通貨のバスケットで構成される指標、ドル・インデックスは5月につけた安値(79.093)から直近では80.779と上 昇してきてい
  • 有料メルマガライブラリから(111)マジョリティーについていくのが良い選択肢

    2014-07-23 17:19  
    有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。  なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=「マジョリティーについていくのが良い選択肢」=   (有料メルマガ第236回・2013/7/16配信号) ※注 2013年7月現在の内容ですので留意下さい。  よくマーケットで勝てるのはマイノリティーだという話を聞きますが、通常は株式投資でも人生でもマジョリティーについていくほうが確実に良い成績とかメリットを受けられます。  株式投資でもトレンドフォローのほうが通常は成績が良いです。ただし大きな波乱が起き、相場環境が激変したときはマイノリティーが大きく勝ちます。マジョリティーが値段に関係な
  • 市場潮流

    2014-07-22 17:53  
    今週(7月14日~7月18日)の東京株式市場は、日経平均株価で51円、率にして0.3%のわずかな上昇となりました。  週前半は堅調な米国株の動きを受けて買われたものの、後半はウクライナ情勢、中東情勢の緊迫化など地政学的リスクの高まりを受けて調整しました。基本的 には、5月以降の上昇を受けた調整局面にあると考えますが、局地紛争の連続など海外情勢が厳しいにもかかわらず、底堅い動きと評価出来ましょう。  総合商社の株価動向をみますと、鉄鋼原料(鉄鉱石、原料炭)の市況低迷にもかかわらず、堅調な推移が続いています。鉄鋼原料の取引価格は、スポット価格 を参考に四半期ごとに決定されますが、鉄鉱石は6月にスポット価格が1年9カ月ぶりに1トン当たり90ドルを割り込んだことなどを反映し、14年7~9月 期の豪州産粉鉱石の取引価格は99ドルに決まりました。直前の4~6月期の118ドルからは約16%の下落です。