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記事 2件
  • 国内株式市場の欠陥

    2018-08-29 00:25  

     まずは読者から頂いたご質問に対して。  新興国投資につきまして昨今は様々な金融商品が出てきています。手始めに新興国投資と検索してご自身で理解し易い商品を探してみてください。  債券投資で入り易いのは「上場インデックスファンド新興国債券」(ETF、日興アセットマネジメント社)かな?と思っています。売買も楽ですから。  馴れない方にとっては少額から投資できる投資信託を使うのが楽と思いますが、纏まったお金があれば個別に証券各社が販売している各新興国通貨や市場に連動している商品も多々あります。  どの国への投資が良いかは皆さま各自のお考えで決めるしかないのですが、気を付けていただきたいのは、複雑な金融商品や手数料(信託報酬含む)が高い商品は避けると言うことと、新興国市場故にリスクも高いと言うことです。  同じような原資産への投資なのに見栄えを良くするため(儲かりそう、または安全そうに見せるた
  • それにしてもと(2)

    2014-08-09 21:37  
    第一四半期の決算発表で「上方修正」の文字が出れば寸分の猶予も無く即座に買い上げられ(株価が上昇)し、「減益」「下方修正」などの文字が出れば即座に売られる。まるで神業のような値動きです。  そう、プログラミングされているからです。  それぞれの銘柄の過去の値動き傾向や発表数値の増減に応じて様々なデータがインプットされており、それらに応じて自動的に動くシステムもあります。この 場合、特にファンダメンタルズが分析されたりバリュエーション評価などがされる訳では無く、値動きや板の動向次第で次々と売買の発注がされ、取り消しなど も瞬時にされます。システム売買やHFTは不透明な部分が多く、ものによっては見せ玉や馴れ合い売買の進化系と言えそうなものもあります。  今のような株式市場では公的資金による一時的な売買や、海外投資家のまとまった投資行動が伴わない限り株式市場の値動きは限定的になってしまいます。何