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記事 10件
  • コロナ禍で一段とネットワーク化、Eコマース化が進む

    2020-09-04 17:08  
     東京都のコロナ感染者数が2日連続の100人台となり収束の兆しが出ていますが、まだまだ油断はできません。そうしたコロナ禍で最も影響を受けたのは私たちの社会生活です。 コロナ感染の長期化でテレワーク、ステイホームが定着しつつありますが、その中で潤った業界としてはゲームやガーデニング、食品スーパー、ドラッグストア、ホームセンターなどの巣籠もり消費関連業界ですが、更に細かく見ていくとノートPCやオンライン会議ツール、オンライン学習、オンライン研修などの進展です。 もちろん営業現場でもオンライン化は大いに進展しております。 一方でオンライン化やEコマース化はスポーツや講演会、音楽、イベント産業など人の集まりを必要とする業界に負の影響をもたらしました。 筆者が時々足を運ぶ明治座も1月の三山ひろし公演以来、開催が止まっていたように記憶していますが、氷川きよしの公演で久々に開演を果たすことになりました。
  • 事実は小説よりも奇なり?

    2020-06-10 13:21  
     皆さんはテレビ会議システムの米国企業、ZOOM(ズーム)ビデオコミュニケーションズ社をご存知でしょうか? 同社は昨年4月にNASDAQに上場した企業で今、コロナ禍でテレワーク化、オンライン化が全世界で進み、WEB会議システムが急速に普及しており、同社の株価も1月には70ドル台だったが、その後急騰を演じ、現在は207ドル台となっている。 このズーム社をめぐって先週はおかしな出来事があったことを皆さんもご存知かと思います。 日本のJASDAQ市場に上場する同社と同名の音楽機器のファブレスメーカー、ズーム(6694)が1300円台から2300円まで急騰した話は先週の株式市場で話題になった。そんな馬鹿な話があるだろうか? 事実は小説より奇なり。 この株価急騰の背景が同じ社名の米国のズーム社と間違って買いが入ったためではないかという話が駆け巡り、とうとう会社からもメッセージとして米国のズームとは違
  • 有名YOUTUBERに贈る炎の特別ポートフォリオ

    2020-01-22 14:17  
     第1回 あの若手YOUTUBER KAZUYAに贈るポートフォリオ 先週の虎ノ門ニュースに出演していたKAZUYA(本名は京本和也)は知る人ぞ知る人気の若手YOUTUBERである。KAZUYAは、億の近道でおなじみの相川伸夫にも似た歯に衣着せぬ語り口で日本の政治や文化をずけずけと切る。印象に残る声なのも聞いていて心地よい。もしかしたら比較的リーズナブルだとYOUTUBERの間でも評判のズーム(もうすぐ億の近道のイベントに社長が参加するとの噂がある)の収録機器を使っているのかも知れない。 1988年3月2日生まれで間もなく32歳を迎えるKAZUYAは北海道の帯広生まれで今は東京に在住しているとのこと。高卒で就職し半年で会社を辞めてYOUTUBERになったという異色の存在でYOUTUBERとしての現在の人気はあるとしてもこの先の生き方には多少の悩みもあるだろう。 先週の虎ノ門ニュースでは米国
  • 野村IR主催の資産運用フェアは熱気むんむん

    2019-12-27 02:19  
     12月20日(金)と21日に開催された、野村IR主催の資産運用フェア2019は個人投資家のあふれるばかりの熱気に包まれていた。 開催場所の渋谷南平台に筆者は20日に億の近道の編集長と足を運んでみた。 昨年は有楽町での開催だったようだが、今年の渋谷の方が来場者は多いようだと出展企業の1社から説明があった。 その会場には42の出展企業や12の投信会社のブースが並び、一定時間ごとに開かれるプレゼンの時間ごとに個人投資家の皆さんが企業側のプレゼンに耳を傾ける姿があった。 ここに来て全体指数は堅調ながら個別株はまだ低迷したままに推移している銘柄が多い。そんな中で投資家の皆さんも投資したい銘柄を熱心に研究しているように思えた。 会場内ではあの株主優待活用で有名になった桐谷さんの講演があったりとなかなかの企画で投資家は楽しく時間を過ごしたのだろう。会場内には桐谷さんが会場まで乗ってきた自転車も展示され
  • この株の投資ストーリー

    2018-12-11 22:02  

     映画ボヘミアンラプソディが大変な人気を集めているそうです。かくいう筆者も先週末に映画館に足を運んで鑑賞し、感動的なラストシーンに思わず目頭が熱くなってしまいました。  クイーンという英国のロックバンドが1970年代から1980年代にかけ活躍をしていたのはご存知の通りです。代表的な曲は「We Will ROCK YOU」、「WE ARE THE CHAMPIONS」。これらの曲は皆さんも耳にされたと思いますが、とにかく熱く、何事にも前向き、ポジティブです。  これらの曲を今こそ沈みがち、委縮しがちの投資家に聞いてほしい。  それにしても音楽がもたらす感動の凄さを知ると音楽の影響力、パワーを改めて感じざるを得ない。  音楽、曲作り、そこに介在する機器の存在。それはソニーに代表されるAV機器メーカーかも知れませんし、かつては人気の録音機器、録画機器、音響機器を世に送り出してきたティアックや
  • 復活の兆しが見え始めた株価低迷銘柄

    2018-11-13 22:54  

     決算発表を機にそれまで低迷が続いてきた銘柄が株価の上昇に向け復活することはよくあります。  決算発表にはポジティブな内容とネガティブな内容が含まれていますが、投資家のマインドはポジティブな内容により重きを置き、株価水準と相談しながらリスクマネーを投じることになります。  時には株価の低迷を払拭するだけの業績内容ではなくても、株価の位置が低いという感覚だけで大きくリバウンドする事例もあります。  また、四半期決算発表が投資家の銘柄選定に誤解を与えることはよくあります。四半期毎の業績に一喜一憂していては企業の本質を見誤ることになりますが、現実は短期投資家と中長期投資家の戦いの場ですのでそうしたことになってしまいます。  企業にとって四半期業績の減益は時に致し方ないものかも知れませんが、投資家にとっては許し難いものかも知れません。数字を見た途端に売りを浴びせてきます。  企業の説明不足もあ
  • 株式放浪記

    2018-09-04 21:00  

     有望銘柄探しの旅を続ける現代の松尾芭蕉、私、炎のファンドマネージャーが、見出した銘柄は有料メルマガや動画炎CH(無料)などでご報告申し上げていますが、マイナーな銘柄も多いので皆さんの関心は薄いのかも知れません。  中小型銘柄の専門家「炎のファンドマネージャー」が繰り出す様々な情報は時にインパクトがあったりします。但し、100%うまくいくとは限らず、時に意思の疎通が図れず会社に裏切られたりもします。  良い出会い、良い情報を求め、地方に出向き、社長やIR担当者との会話を重ねながら皆さんに喜んでもらえるネタを探して参ります。  株式投資には長期投資のベースとなる情報が必要で、そのネタは机上でより敢えて足で稼ぐことを選定していきたいと考えています。  先週は久々に大阪に出張。サイネックス村田社長との会話を楽しんで参りました。暮らしの便利帳やふるさと納税代行業務で自治体との関係が密になってい
  • 悲惨な状況下の昨年IPO銘柄

    2018-08-22 23:07  

     「忘却とは忘れ去ることなり・・。」  昔、聞いたことのあるラジオドラマ「君の名は」での冒頭のナレーションです。  あれほど一時燃え上がった上場企業と投資家の関係もすべてが忘却されて、忘れ去られた結果、株価は高値の半値以下に落ち込み、なおも底を模索する状況が随所に見られます。  特に投資家の期待を裏切り、業績を下方修正したような銘柄には容赦のない売り方悪玉菌が攻撃をかけてきます。  もっと冷静にみれば投資価値はあるのにと思う日々ではありますが、これも現実。どこまで下げるのかと忍耐強く見守ることにしたいと思います。  IPO時は概ね、どの銘柄も過大な評価がなされがちです。  需給によってつくられた株価は運用成果が期待できないとなれば売りが売りを呼ぶことになります。どこまで下げるのかはこれも市場での需給に基づきます。あとは時価総額の下限をどこに置くかになります。  短期的な期間利益が投資家
  • 世界市場に挑戦する2つの企業に注目

    2018-03-13 19:59  

    注)本コラムの内容は既に有料メルマガ、炎の投資情報にて公開しております。  1月後半から低迷状態が続いた株式相場は2番底形成と米国株とりわけNASDAQの高値更新でようやく再び躍動感が出てきました。  週明けの全体相場が反転上昇に向かう中で、個別にはまだ低迷したまま、穏健な値動きを続ける銘柄が多いのかも知れませんが、こうした相場全体の停滞局面でリスクテイクされた投資家にこそ大きなリターンがもたらされるのではないかと思われます。  本日はそうした局面下にあって中長期的な成長が期待される昨年IPOの2社を取り上げてみました。  日本が少子高齢化社会に向かう中で株式市場でリターンを上げるにはユニークな成長企業に着目していくしかありません。今日取り上げる2銘柄は日本国内で培われた高い技術力によってファブレスで製造された商材やパーツを提供することで効率的な経営を続けています。  全体相場が停滞す
  • 足の速い銘柄が好まれる相場

    2017-11-29 00:05  

     このところ中小型銘柄が元気だというのは皆様もお気づきだと思います。  11月9日につけた2万3382円という高値をつけてから日経平均は16日の安値2万1972円まで急落。  その後は円高基調となった為替相場を背景にやや膠着状態となってきたことを背景に再び相場の潮流は中小型銘柄に戻ってしまった感があります。  私の有料メルマガでも取り上げたネットマーケティング(6175)が新規事業参入で人気化しているほか、今や人気銘柄となったクロスフォー(7810)、ズーム(6694)など中小型銘柄が私が注目していると言わなくても独り歩きの状態で株価の上昇が顕著になってきました。  皆さんはすでにお気づきだと思いますが、これらの多くは今年のIPO銘柄です。  11月11日のセミナーではLIXILビバのような大型IPO銘柄もお話ししましたが、これとて人気化し始めています。  なぜIPO銘柄が好まれるのか