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四半期決算開示に振り回されるな
2022-12-03 13:54
上場企業の決算が3か月ごとに開示され始めてから久しい。 以前は中間期と本決算の2回の開示で良かったのが、2009年3月期以降は金融商品取引法で公表が義務化され、以来、企業は面倒でも公表しないとならなくなった。これによって業績発表の頻度は高まり、投資家は業績の動向を四半期ごとに知ることができるようになった。 しかしながらこのことで株価の短期的な過剰な変動が見られるようになったのではないだろうか。 ケースバイケースながら企業は四半期の積み重ねで1年間の決算を迎えることもあるが、一方で四半期ごとの特殊な事情で年間の決算が見通しと乖離する場合においては誤解を生じやすくなったとも言える。 四半期の業績については進捗率で語られるようになってきたが、売上と利益(営業利益、経常利益)で通期の見通しに対して各四半期がどの程度進捗したのかを投資家が関心を持って見守る状況から企業もそのデータを開示し、進捗率 -
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四半期決算レビュー
2015-02-11 00:56多くの企業が2015年3月期第3四半期決算の発表を行ってきました。 それを見て多くの投資家がその内容を評価して結果として株価は変動しています。 その中にはポジティブな評価もあればネガティブな評価もあって悲喜こもごもの結果を生じています。きちんとした評価がなされれば良いのですが、中には決算の内容を誤解をしてしまったケースもあります。 一方では心配されたほど悪くはなく、安心感から株価が上昇した銘柄もあるなど、四半期決算では悲喜こもごもの値動きにつながっています。 投資家はとても短絡的な評価をしていると見られます。そうした評価に至らしめる企業側の自社決算の特徴についての啓蒙も不足しています。単純に投資家は数字に踊らされますが、ここは冷静に行動したいところです。 決算発表後のパターンとしては、想定通りで株価にはさほどインパクトがなかった場合も多いと思いますが、中には以下のような事例もあり -
第1四半期業績の発表シーズン到来
2013-07-09 14:00株価は企業業績の動向にほぼ比例して変動します。その企業業績は四半期毎に公表され投資家の目にさらされます。日本には約3600もの企業が上場し、それぞれに決算を発表して投資家の評価を仰いでいます。 決算期によって違いますが多くの企業は2014年3月期決算に向けた事業活動を進めています。その第1四半期(4-6月期)の決算は、大半が7月中旬か ら8月上旬にかけて発表されますので、その動向が関心の的になる訳です。たかが第1四半期だけでは通期業績は読み取れないと思われますが、企業によっては サプライズも起きがちで、通期を早くも上方修正することもあるのかも知れません。 ここでは輸出企業であれば為替が想定以上に円安になっていて、その恩恵が数字になって表れている可能性もあります。ただ、そうした四半期業績が期末まで続くとは限らないので、企業は慎重な見方をし、投資家はそうしたことをしっかりと読み取ることにな
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