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ファミリーヒストリー その3
2016-08-26 11:32■戦後の名古屋。父母の時代へ。 父、登は、食堂を継ぐつもりはなかった。 父は、江戸川乱歩のデビュー作である「二銭銅貨」を読み、 読書の面白さをしった。 また、山本屋食堂には、古墳発掘で明治大学の発掘チームが 滞在中に来てくれた。 父が15才のとき、1950年に名古屋市北区の白山藪から 5世紀のものと思われる前方後円墳から鏡や鉄製の刀などが発掘されたからだ。 少年時代の父、登は、明治大学生との交流で、大学の存在を知った。 また、考古学や歴史というものに興味をもつきっかけになった。 昼間は山本屋食堂の出前があるため、高校は定時制高校であった。 幸い、近くに明和高校があり、そこで勉強した。 父の時代はまだ、大学進学率は低かった。 父の60人の中学校の同級生のうち、大学に進学したのは2人だけだった。 とみ江がわたしに話したことがある。 「夜中まで捩り鉢巻きをして勉強していた」と。 昼間は働いてい -
改めての熊本地震復興関連銘柄
2016-05-18 01:46先ほども関東でやや強い地震がありましたが、日本で暮らす以上は絶えず大地震に備える必要があります。 1か月前に起きた熊本での活断層帯に沿った大地震は多くの尊い命を奪ってしまいましたが、生き残った住民は復興に向け頑張っていかないとなりません。 東日本大震災の後と同様に壊れた社会インフラを立て直していくためには関連上場にも大いに活躍してもらう必要があります。 日本が地震国であることを改めて思い知ることになった4月14日と16日に立て続けに起きた熊本大地震が徐々にながら終息に向かいつつあるように感じられます。 政府は熊本大地震の復旧・復興に向け7780億円の補正予算案を衆院で通過させ明日以降参院での通過を待って本格的な復興に取り組む方針です。 復興に向けた動きはメディアで報じられている通りですが、株式市場でも東日本大震災を思い出し関連銘柄への短期的な物色気運がその後一時的に高まったようで -
九州に活動拠点を置く建設関連セクター企業
2016-04-21 01:19投資家の銘柄選定は素早い。大震災がもたらす影響をネガティブなことよりもポジティブに見ようとします。 九州に拠点を置く建設関連企業や早くも復興に向けた活躍の可能性がある企業への関心が高まっているようです。 しかしながら内容を十分に吟味しないまま思いつきで飛び乗ってそれこそ怪我をしないで頂きたい。 あくまでも自己責任となることは言うまでもないですが、この流れに乗り遅たと感じる方もじっくりと吟味する姿勢は必要です。 とにかく何事もあわてることはありません。 今回の大地震が熊本で起きたということで熊本に本社や拠点を置く企業が活躍しそうだということはできますが、工場があるのであれば、施設に被害が発生したりもしている可能性があります。 十分に吟味が必要です。 【建設関連企業】 1.コーアツ工業(1743)東証2部 時価231円 鹿児島本社、熊本に工場 橋梁工事中心 2.太洋基礎工業(17
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