• このエントリーをはてなブックマークに追加

記事 1件
  • 消費税先送りより前に政府がやるべきこと

    2014-11-20 21:53  
    この原稿を書いている本日11月17日(月)、14年7-9月のGDP速報が発表されました。  発表内容は、多くのエコノミストの予想では小幅プラスの予想でしたが、残念ながら、実質で▲0.4%(年率▲1.6%)、名目で▲0.8%(年率▲3.0%)と小幅マイナス成長になりました。  安倍政権では、先週来から急速に消費税増税先送り、年内解散という流れが進んでいますが、おそらくはこのGDP発表がかなり悪いことが前提にあったのだと思います。  2年前に安倍内閣が始まるきっかけとなった解散選挙では、前野田首相が「税と社会保障の一体改革」と「国会議員定数削減」の2つに取り組むことを約束して、政権を奪取したことを国民は忘れてはいけません。  経済政策が重要なのはもちろんですが、それ以外の改革として一番優先しなければならない改革は、「社会保障制度」改革です。  その内容については昨年9月の当メルマガでも触れてい