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スキー場のゲレンデ相場
2016-02-10 12:07昨年6月に高値3595円をつけ、そこからわずか7か月余りで1078円という安値までまるでスキー場のゲレンデを滑り下りるような下げ方をしている銘柄があります。 通常ならこれは昨年上場した新興市場銘柄でしょう?と言われるのかも知れませんが、実は大手企業のグループ下にある東証1部上場銘柄、しかもJPX日経インデックス400採用銘柄なのです。 流動性もあって機関投資家や外国人投資家にも人気のある銘柄ですが、業績が第3四半期から急速に悪化していることを背景に株価の凋落が見られます。 最近の株式市場はこうした強烈な下落トレンド相場を続けている銘柄と新高値に躍り出た銘柄による二極化の嵐が吹き荒れています。 この下落トレンドがどこで終止符が打たれるのかが関心の的ですが、更なる苦難が待っているのか読めない不安心理が市場全体を覆っている状況です。 こうした銘柄がなぜ下げ続けているかと言えば多くは業績 -
市場潮流
2014-07-22 17:53今週(7月14日~7月18日)の東京株式市場は、日経平均株価で51円、率にして0.3%のわずかな上昇となりました。 週前半は堅調な米国株の動きを受けて買われたものの、後半はウクライナ情勢、中東情勢の緊迫化など地政学的リスクの高まりを受けて調整しました。基本的 には、5月以降の上昇を受けた調整局面にあると考えますが、局地紛争の連続など海外情勢が厳しいにもかかわらず、底堅い動きと評価出来ましょう。 総合商社の株価動向をみますと、鉄鋼原料(鉄鉱石、原料炭)の市況低迷にもかかわらず、堅調な推移が続いています。鉄鋼原料の取引価格は、スポット価格 を参考に四半期ごとに決定されますが、鉄鉱石は6月にスポット価格が1年9カ月ぶりに1トン当たり90ドルを割り込んだことなどを反映し、14年7~9月 期の豪州産粉鉱石の取引価格は99ドルに決まりました。直前の4~6月期の118ドルからは約16%の下落です。 -
乱高下相場
2013-05-28 14:51株価が調子よく上がっていたと思ったら先週23日はいきなり大幅な下落を見せ、乱高下相場が見られました。短期調整なのか、少し長引くのかは予断を許しませんが、ここは冷静に見ていきたいところです。 5月の日経平均は2日の安値13637.96円から23日の高値15942.6円まで16.9%上昇し、急ピッチな上げを演じていましたが。この高値か らその日は一転その日の終値である14483.98円まで9.15%の下落を見せ、不安感が台頭しました。恐らくどこで利益確定しようかと迷っていた投資 家が一気に売りの行動に出たと思われます。 こうした状況は翌日にも表れ、24日の安値は13981.52円。終値こそ14612.45円に戻して終わりましたが、今後もやや乱高下の可能性が感じられます。 ここでの不安感は長期金利の上昇による金融、不動産株の急落がきっかけだと言われていますが、もともと株価の急ピッチな上げが
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